2級建築施工管理技士の過去問
令和3年(2021年)前期
3 問19
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和3年(2021年)前期 3 問19 (訂正依頼・報告はこちら)
鉄筋のかぶり厚さに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 設計かぶり厚さは、最小かぶり厚さに施工精度に応じた割増しを加えたものである。
- かぶり厚さの確保には、火災時に鉄筋の強度低下を防止するなどの目的がある。
- 外壁の目地部分のかぶり厚さは、目地底から確保する。
- 屋内の耐力壁は、耐久性上有効な仕上げがある場合とない場合では、最小かぶり厚さが異なる。
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は4です。
建築基準法で決まっています。あってもなくてもかぶり厚さは同じです。
各選択肢については以下の通りです。
1 設問の通りです。
10mm加えます。
2 設問の通りです。
RC造は熱に強いコンクリートが熱に弱い鉄筋を守っています。
3 設問の通りです。
4 屋内の耐力壁は、耐久性上有効な仕上げがある場合とない場合でも、
最小かぶり厚さは同じです。
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02
1 .設計かぶり厚さは、最小かぶり厚さに施工精度に応じた割増しを加えたものである。
正しいです。
記載の通りです。
2 .かぶり厚さの確保には、火災時に鉄筋の強度低下を防止するなどの目的がある。
正しいです。
かぶり厚さ不足は、火災時に、鉄筋をより早く強度低下させてしまう為、
確実に確保するよう建築基準法にて決められています。
3 .外壁の目地部分のかぶり厚さは、目地底から確保する。
正しいです。
目地底が、コンクリートの一番外部として考えるようにします。
4 .屋内の耐力壁は、耐久性上有効な仕上げがある場合とない場合では、最小かぶり厚さが異なる。
間違いです。
記載の内容は、屋内の耐力壁ではなく、屋外の耐力壁の事です。
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