2級建築施工管理技士の過去問
令和3年(2021年)前期
3 問20

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

2級 建築施工管理技術検定試験 令和3年(2021年)前期 3 問20 (訂正依頼・報告はこちら)

鉄骨製作工場における錆止め塗装に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 組立てによって肌合せとなる部分は、錆止め塗装を行わなかった。
  • 柱ベースプレート下面のコンクリートに接する部分は、錆止め塗装を行わなかった。
  • 素地調整を行った鉄鋼面は、素地が落ち着くまで数日あけて錆止め塗装を行った。
  • 錆止め塗装を行う部材は、原則として塗装検査以外の検査を終了した後に塗装を行った。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

素地調整とはゴミ等を除去する作業です。日にちを空けるとまた汚れます。

 

各選択肢については以下の通りです。

選択肢1. 組立てによって肌合せとなる部分は、錆止め塗装を行わなかった。

設問の通りです。

  外部に触れないので、錆止め塗装を省略できます。 

選択肢2. 柱ベースプレート下面のコンクリートに接する部分は、錆止め塗装を行わなかった。

設問の通りです。

  コンクリートにより外部に触れないので、錆止め塗装を省略できます。

選択肢3. 素地調整を行った鉄鋼面は、素地が落ち着くまで数日あけて錆止め塗装を行った。

間違いです。

  素地調整を行った鉄鋼面は、その日に錆止め塗装を行います。

選択肢4. 錆止め塗装を行う部材は、原則として塗装検査以外の検査を終了した後に塗装を行った。

錆止め塗装を行った後では、亀裂等が分かりづらくなってしまうからです。

参考になった数70

02

解答:「素地調整を行った鉄鋼面は、素地が落ち着くまで数日あけて錆止め塗装を行った。」

選択肢1. 組立てによって肌合せとなる部分は、錆止め塗装を行わなかった。

 正しいです。

 肌合わせとなる部分は、摩擦力が必要な為、

 錆止め塗装を行なってはいけません。 

選択肢2. 柱ベースプレート下面のコンクリートに接する部分は、錆止め塗装を行わなかった。

 正しいです。

 コンクリートに接する部分は、付着力が必要な為、

 錆止め塗装を行なってはいけません。 

選択肢3. 素地調整を行った鉄鋼面は、素地が落ち着くまで数日あけて錆止め塗装を行った。

 間違いです。

 素地調整を行った鉄鋼面は、その日に錆止め塗装を行います。

選択肢4. 錆止め塗装を行う部材は、原則として塗装検査以外の検査を終了した後に塗装を行った。

 正しいです。

 塗装を行うと、検査ができなくなる部分が発生する為、検査後に行います。

参考になった数38