2級建築施工管理技士の過去問
令和3年(2021年)前期
3 問21
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和3年(2021年)前期 3 問21 (訂正依頼・報告はこちら)
在来軸組構法における木工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- せいが異なる胴差の継手は、受材心より150mm程度持ち出し、腰掛けかま継ぎとし、ひら金物両面当て釘打ちとした。
- 束立て床組の大引の継手は、床束心で腰掛けあり継ぎとし、釘打ちとした。
- 筋かいと間柱の交差する部分は、間柱を筋かいの厚さだけ欠き取って筋かいを通した。
- ラグスクリューのスクリュー部の先孔の径は、スクリュー径の70%程度とした。
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は2です。
床束芯ではなく150mm程度持ち出して継ぎます。
各選択肢については以下の通りです。
1 設問の通りです。
設問2の腰掛けあり継ぎよりも引張力に対抗できます。
2 束立て床組の大引の継手は、床束心から150mm程度持ち出し
腰掛けあり継ぎとして、釘打ちとします。
3 設問の通りです。
逆に「筋交いを切り取って間柱を通した。」は不正解の設問となります。
4 設問の通りです。
ラグスクリューボルトは金物に使います。スクリューが付いているので、
木材にねじ込まれると抜けにくい構造となっています。
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02
1 .せいが異なる胴差の継手は、受材心より150mm程度持ち出し、腰掛けかま継ぎとし、ひら金物両面当て釘打ちとした。
正しいです。
腰掛けかま継ぎは、引っ張り力に対応できます。
2 .束立て床組の大引の継手は、床束心で腰掛けあり継ぎとし、釘打ちとした。
間違いです。
床束芯ではなく、150mm程度持ち出して継ぎます。
3 .筋かいと間柱の交差する部分は、間柱を筋かいの厚さだけ欠き取って筋かいを通した。
正しいです。
筋交は、引っ張り力や、圧縮力を負担する構造部材の為、通す事が大切です。
4 .ラグスクリューのスクリュー部の先孔の径は、スクリュー径の70%程度とした。
正しいです。
スクリュー先端は小さくする事で、ねじ込み時の施工性が向上します。
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