2級建築施工管理技士の過去問
令和3年(2021年)前期
3 問22

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

2級 建築施工管理技術検定試験 令和3年(2021年)前期 3 問22 (訂正依頼・報告はこちら)

木造2階建住宅の解体工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 作業の効率を高めるため、障子、襖、ドア等の建具は、1階部分から撤去した。
  • 外壁の断熱材として使用されているグラスウールは、可能な限り原形のまま取り外した。
  • 蛍光ランプは、窓ガラスと共に専用のコンテナ容器内で破砕して、ガラス類として処分した。
  • 屋根葺き材は、内装材を撤去した後、手作業で取り外した。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

正解は「蛍光ランプは、窓ガラスと共に専用のコンテナ容器内で破砕して、ガラス類として処分した。」です。

選択肢1. 作業の効率を高めるため、障子、襖、ドア等の建具は、1階部分から撤去した。

まずは家具などの固定されていないものから撤去します。

選択肢2. 外壁の断熱材として使用されているグラスウールは、可能な限り原形のまま取り外した。

グラスウールは肌につくとかゆみを引き起こしますので、

可能な限り舞散らないように原形のまま取り外します。 

選択肢3. 蛍光ランプは、窓ガラスと共に専用のコンテナ容器内で破砕して、ガラス類として処分した。

蛍光ランプの中には微量の水銀が含まれており、産業廃棄物となります。

窓ガラスはガラス類として処分できます。

選択肢4. 屋根葺き材は、内装材を撤去した後、手作業で取り外した。

屋根材は分別の為、安全でかつ埃が舞わないように手作業で取り外します。

参考になった数51

02

正解は「蛍光ランプは、窓ガラスと共に専用のコンテナ容器内で破砕して、ガラス類として処分した。」です。

選択肢1. 作業の効率を高めるため、障子、襖、ドア等の建具は、1階部分から撤去した。

 正しいです。

 1階は搬出動線になる為、最初に開口部等の解体を行います。 

選択肢2. 外壁の断熱材として使用されているグラスウールは、可能な限り原形のまま取り外した。

 正しいです。

 グラスウール等、繊維系建材は、飛散の恐れがある為

 可能な限り原型のまま取り外します。

選択肢3. 蛍光ランプは、窓ガラスと共に専用のコンテナ容器内で破砕して、ガラス類として処分した。

 間違いです。

 蛍光ランプの中には微量の水銀が含まれており、産業廃棄物となります。

選択肢4. 屋根葺き材は、内装材を撤去した後、手作業で取り外した。

 正しいです。

 屋根葺材を最初に撤去すると、内装材が濡れる為、

 最初に撤去してはいけません。

参考になった数28