2級建築施工管理技士の過去問
令和5年(2023年)後期
5 問4
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和5年(2023年)後期 5 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
外壁仕上げの劣化とその改修工法に関する記述として、不適当なものを2つ選べ。
- コンクリート打放し面のひび割れは、ポリマーセメントモルタル充填工法で改修した。
- 劣化した既存複層仕上塗材は、高圧水洗で除去した。
- タイル張り仕上げの浮きは、Uカットシール材充填工法で改修した。
- モルタル塗り仕上げの浮きは、アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法で改修した。
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この過去問の解説 (1件)
01
現在では外壁の仕上がりには多くの種類があるため、主要な外壁仕上げは理解しておきましょう。
ポリマーセメントモルタル充填工法とは欠陥部充填工法とも呼ばれています。
ポリマーセメントモルタルとはセメントモルタルより接着性や防水性に優れたモルタルです。
しかしコンクリ―ト打ちっ放し面のひび割れは一般的にシーリング充填工法が適用されます。
設問の通り、劣化した既存の複層仕上げ塗材の除去は高圧水洗やディスクサンダーなどで行います。
Uカットシール充填工法とはひび割れの部分をU字に切り込みを入れ、シーリングを充填する工法です。
しかしタイル張り仕上げの浮きはタイル部分張替え工法やエポキシ樹脂注入工法などを用います。
アンカー部分エポキシ樹脂注入工法とは浮きが生じた部分にアンカーピンを打ち込み、アンカーピンを打ち込んだ部分にだけパテ状のエポキシ樹脂を注入する工法です。
設問の通り、モルタル塗り仕上げの浮きの改修に適します。
細かく聞きなれない工法が多く登場しましたが、過去問などで対策しましょう。
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