国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成30年度(2018年)
国内旅行実務 問71

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 平成30年度(2018年) 国内旅行実務 問71 (訂正依頼・報告はこちら)

標高約900mの山の中腹に建てられた天台宗の古刹で、切り立った絶壁の窪みに建てられた「投入堂」が国宝に指定されている寺院は、次のうちどれか。
  • 高野山金剛峯寺
  • 比叡山延暦寺
  • 三徳山三佛寺
  • 身延山久遠寺

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3の三徳山三佛寺(みとくさんさんぶつじ)です。

鳥取県中央部の三朝町にあります。
断崖絶壁の窪みの中に建てられている「投入堂」は奥の院に当たり、危険過ぎるため堂にはもちろん近付けず、見上げて拝むところまでしか行けません。

1の金剛峯寺は真言宗の総本山で、和歌山県高野町、いわゆる「高野山」と呼ばれる宗教都市が広がります。

2の延暦寺は天台宗の総本山です。
滋賀県大津市側から上ることが多いですが、比叡山自体は京都市側からでもアクセスできます。

4の久遠寺は日蓮宗です。
山梨県身延町にあり、奥の院のある身延山へはロープウェイで上ります。

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02

正解は3の三徳山三佛寺で、鳥取県三朝町(みささちょう)にある天台宗の寺院です。

最も紛らわしいのは、天台宗の総本山であり滋賀県大津市にある2の比叡山延暦寺です。ただ、「切り立った絶壁」が比叡山にはなく、また標高が848mで四捨五入しても900mにならないことのどちらかを知っていれば間違いだと判断できます。

1の高野山金剛峯寺は和歌山県にある真言宗の総本山、4の身延山久遠寺は山梨県にある日蓮宗の総本山としてともに有名なので、「三徳山三佛寺」を知らなくても消去法で正解の3にたどり着ける可能性はあります。

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03

正解は3 鳥取県にある三徳山三佛寺です。
開祖と言われる役小角が仏堂を山の窪みに投げ入れたという言い伝えから「投入堂」と呼ばれます。

和歌山県にある1 高野山金剛峰寺は真言宗、山梨県にある4 身延山久遠寺は日蓮宗の総本山です。

2 比叡山延暦寺は滋賀県にあり、天台宗の総本山です。

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