国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和元年度(2019年)
国内旅行実務 問72
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問題
国内旅行業務取扱管理者試験 令和元年度(2019年) 国内旅行実務 問72 (訂正依頼・報告はこちら)
日本国内における世界遺産・国立公園に関して、世界文化遺産「ル・コルビュジエの建築作品−近代建築運動への顕著な貢献−」に含まれる建築物のうち、日本にある建築物として正しいものは、次のうちどれか。
- 旧岩崎邸庭園洋館
- 旧グラバー住宅
- 迎賓館赤坂離宮
- 国立西洋美術館本館
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この過去問の解説 (3件)
01
世界文化遺産「ル・コルビュジエの建築作品−近代建築運動への顕著な貢献−」は複数の大陸にまたがる初の世界遺産です。
国立西洋美術館本館(東京上野)は東アジアで唯一。他にはインド、アルゼンチン、ヨーロッパのフランス、スイス、ドイツ、ベルギーに構成資産があります。
1の旧岩崎邸庭園洋館は国立西洋美術館と同じ東京都台東区にあります。
イギリスの建築家、ジョサイア・コンドルによる設計です。
2の旧グラバー住宅は長崎市で長崎港を眺望できるグラバー園の中にあります。
こちらは世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産です。
3の迎賓館赤坂離宮は東京都港区にあります。
ジョサイア・コンドルの弟子、片山東熊の設計で、会食や宿泊など国賓の接遇に用いられます。
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02
1959年オープンの当館は、松方コレクションを中心にミレー・クールベ・モネ・ルノワール等、多くの巨匠の作品を所有しています。
1 旧岩崎邸庭園洋館
三菱財閥の創業者、岩崎弥太郎が邸地を購入、その後岩崎家の迎賓館として1896年に建てられました。
2 旧グラバー住宅
イギリス商人、グラバーが長崎県に1863年に建てた住居です。
西洋人からみた東洋らしさがあり、和風の要素が多く含まれています。
3 迎賓館赤坂離宮
1909年に東宮御所として建設されました。
国内唯一のネオバロック様式の館です。
1968年からは国賓を迎える迎賓館として使用されています。
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03
1.旧岩崎邸庭園洋館は、岩崎久弥の邸宅で、鹿鳴館の建築家、英国人のジョサイア・コンドルの設計の木造建築です。
2.旧グラバー住宅は、長崎市にある、現存する国内最古の木造洋風建築です。
3.迎賓館赤坂離宮は、東宮御所として1909年にジョサイア・コンドルの弟子、片山東熊の設計により建てられました。その後、迎賓館として整備されました。
4.国立西洋美術館本館は、ル・コルビュジエの基本設計をもとに建てられ、1959年に開館しています。 この世界遺産はいくつかの国に建築されているものを総称しており、日本では国立西洋美術館本館のみです。
以上より、4が正解です。
世界遺産の建築物はいくつか覚えておくとよいです。
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