国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和元年度(2019年)
国内旅行実務 問73

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和元年度(2019年) 国内旅行実務 問73 (訂正依頼・報告はこちら)

日本国内における世界遺産・国立公園に関して、父島、母島が観光や生活の中心で諸島の多くは無人島であるが、亜熱帯性の海洋島ならではの動植物や景観を活かした先進的なエコツーリズムが楽しめる国立公園は、次のうちどれか。
  • 西表石垣国立公園
  • 小笠原国立公園
  • 慶良間諸島国立公園
  • 西海国立公園

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。
小笠原国立公園は、硫黄島・南硫黄島等一部を除く小笠原諸島の島々で構成されています。
生物地理区上では、日本で唯一オセアニア区に位置していますが、大陸より切り離された環境であったため、動植物において独自の進化が見られます。

1 西表石垣国立公園
西表島、石垣島以外に、竹富島・小浜島島が含まれます。
サンゴ礁(石西礁湖)は、日本最大です。

3 慶良間諸島国立公園
座間味島・渡嘉敷島等を含みます。
海域面積としては、日本最大の国立公園です。

4西海国立公園
九十九島、五島列島などの島を含みます。
(島以外の陸地も含まれます)
リアス式海岸等の風光明媚な自然以外にも、五島列島のキリスト教・キリシタンに纏わる見どころもあります。

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02

正解は2です。

ちなみに世界遺産として呼ぶ場合は、世界自然遺産「小笠原諸島」です。
東京都でありながら1,000Km南の外洋上にあり、移動にも船で24時間以上かかります。
豊富に自然が残り、他の土地と生態系が混じり合わないことで固有種が多い点が特筆されます。

1の西表石垣国立公園は沖縄県の石垣島、西表島及び周辺の島と海域です。
イリオモテヤマネコやマングローブ林、海域ではサンゴ礁などが有名です。

3の慶良間諸島国立公園は沖縄本島から西方にある慶良間諸島です。
ケラマブルーと呼ばれる美しい海では、サンゴ礁やザトウクジラのホエールウォッチングが楽しめます。
以前は沖縄海岸国定公園の一部でしたが、慶良間地域が独立指定されてできた新しい国立公園です。

4の西海国立公園は長崎県西北部にあります。
一部に九州本土の沿岸も含まれていますが、九十九島や五島列島など400を超える島々から構成されており、「外洋性多島海」と呼称される景観を楽しめる国立公園です。

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03

1.西表石垣国立公園は、沖縄県西表島、石垣島とその周辺にまたがる国立公園です。サンゴ礁の海域があり、西表島にはマングローブ林が広がっています。

2.小笠原国立公園は、東京都の小笠原諸島を中心とした国立公園です。世界遺産の自然遺産に認定されています。父島・母島がキーワードです。

3.慶良間諸島国立公園は、沖縄本島南部から西に約40㎞の東シナ海点在する大小20あまりの島々です。透明度が高い海は、スキューバダイビングやホエールウォッチングポイントとして人気があります。

4.西海国立公園は、長崎県北西部に位置する国立公園です。リアス式海岸と200余りの島々からなる99島を含め、大小400の島々の外洋性多島海景観を特徴としています。

以上より、2が正解です。

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