国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和元年度(2019年)
国内旅行実務 問87
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問題
国内旅行業務取扱管理者試験 令和元年度(2019年) 国内旅行実務 問87 (訂正依頼・報告はこちら)
次の府県で開催される祭り・行事と開催月の組合せのうち、誤っているものはどれか。
- 大阪府:岸和田だんじり祭 ―― 7月
- 沖縄県:那覇ハーリー ―― 5月
- 栃木県:日光山輪王寺の強飯式 ―― 4月
- 福井県:お水送り ―― 3月
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この過去問の解説 (3件)
01
岸和田のだんじり祭りは9月に開催されます。
だんじり祭りと言えば、岸和田のものがメディアに取り上げられることが多く有名ですが、これ以外にも関西各地で行われています。
2 那覇ハリーの「ハリー」とは「爬竜船(はりゅうせん」を指します。
集客を狙ってゴールデンウィークに開催される那覇ハリーだけでなく、沖縄の伝統行事であるハリーは、沖縄各地で開催されています。
3 日光の強飯式(ごうはんしき)は、山伏が強飯頂戴人(ごうはんちょうだいにん)へ飯を食べることを強要します。
ご利益を求め、古くは大名なども強飯頂戴人の役を務めたがったといいます。
4 福井県若狭からお水を送り、奈良の東大寺でそのお水を汲むという儀式です。
実際にお水を送るわけでは無く、若狭側では遠敷川へ香水を流し、10日後に奈良側の井戸から汲み上げる儀式を行います。
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02
岸和田だんじり祭の本祭日程は、かつて9月15日に固定化されていました。
9月15日が敬老の日で祝日だった頃は都合が良かったのですが、平日となる年が現れるようになったため、現在は「敬老の日前日の日曜日」に開催されるようになっています。
2は正しい内容です。
ハーリーとは爬竜船(はりゅうせん)と呼ばれる独特な装飾船を用いた漕艇競技で、豊漁や海の安全を祈願する祭りです。
沖縄各地で元々は旧暦5月4日に開催されていましたが、最大規模となる那覇では、現在はゴールデンウィークに日程を重ねて開催されています。
3も正しい内容です。
かつては5月2日、現在は4月2日に毎年開催されています。
強飯式は日光だけに伝わる儀式で、修験道の装束をした山伏が山盛りの飯を持って参加者に「喰え喰え」と強要します。
頂戴すると商売繁盛などにご利益があると言われています。
4も正しい内容です。
お水送りは福井県小浜市の神宮寺で行われる行事で、奈良東大寺のお水取りに使う水を送るという儀式です。
東大寺お水取りの3月12日に合わせる形で、福井小浜側では3月2日にこれが行われています。
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03
1.岸和田だんじり祭は、岸和田市北西部で毎年9月に行われるので、誤りです。
2.那覇ハーリーは、本来は、旧暦の5月4日に開催されていましたが、現在では毎年ゴールデンウイークに行われているので、正しいです。
3.日光山輪王寺の強飯式は、山伏が三升入りの大椀を持って「喰え喰え」と責める儀式です。4月に行われるので、正しいです。
4.お水送りは、毎年3月2日に、お水取りに先がけて行われるので、正しいです。
以上より、1が正解(誤っているもの)です。
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