国内旅行業務取扱管理者の過去問
令和2年度(2020年)
国内旅行実務 問57
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問題
国内旅行業務取扱管理者試験 令和2年度(2020年) 国内旅行実務 問57 (訂正依頼・報告はこちら)
旅客鉄道会社(JR)に関する以下の設問について、選択肢の中から答を1つ選びなさい。
次の経路による行程で旅客が乗車する場合について、大人1人が乗車するとき、普通旅客運賃の計算に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(注1)乗車に必要な乗車券は、最初の列車の乗車前に、途中下車しないものとして購入するものとする。
(注2)鹿児島中央駅及び広島駅では、最初の列車の乗車日当日に乗り継ぐものとする。
(注3)戸坂駅は広島市内に属する駅で、広島市内の中心駅は広島駅である。
(注4)この行程におけるJR九州とJR西日本の境界駅は博多駅である。
次の経路による行程で旅客が乗車する場合について、大人1人が乗車するとき、普通旅客運賃の計算に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(注1)乗車に必要な乗車券は、最初の列車の乗車前に、途中下車しないものとして購入するものとする。
(注2)鹿児島中央駅及び広島駅では、最初の列車の乗車日当日に乗り継ぐものとする。
(注3)戸坂駅は広島市内に属する駅で、広島市内の中心駅は広島駅である。
(注4)この行程におけるJR九州とJR西日本の境界駅は博多駅である。
- 運賃は、「26.6キロ +569.6キロ」の計算による基準額に、「26.6キロ +288.9キロ」の計算による加算額を合計した額となる。
- 運賃は、「26.6キロ +569.6キロ +7.0キロ」の計算による基準額に、「26.6キロ +288.9キロ」の計算による加算額を合計した額となる。
- 運賃は、「29.3キロ +574.0キロ」の計算による基準額に、「29.3キロ +288.9キロ」の計算による加算額を合計した額となる。
- 運賃は、「29.3キロ +574.0キロ +7.7キロ」の計算による基準額に、「29.3キロ +288.9キロ」の計算による加算額を合計した額となる。
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題を解くポイントを挙げると下記のようになります。
・山陽新幹線で新岩国~徳山を含む場合では、運賃計算キロを用います。
(岩徳線の岩国~櫛ケ浜を通る扱いになるからです)
→ 3と4が正しい
・戸板駅は広島市内の駅なので、広島~戸板のキロ数は不要です。
→ 1と3が正しい
・JR九州部分の加算額計算には、運賃計算キロ(擬制キロ)を用います。
→ 3と4が正しい
これらを満たす選択肢を選ぶと3になります。
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02
正解 3
1.誤りです。地方交通線と幹線をまたがって利用する場合、地方交通線は賃率換算キロ(JR九州とJR 四国では擬制キロ)を使用します。幹線では営業キロと地方交通線の換算キロ・擬制キロの和である運賃計算キロがある場合はこれを使用します。
設問では、運賃計算キロが表示されている山陽・九州新幹線の区間について、営業キロを使用して算出しているので誤りです。
2.誤りです。戸坂駅は広島市内に属する駅です。喜入駅~広島駅間の営業キロが200キロを越えているので特例が適用され、喜入駅~広島駅間のキロ数で運賃を算出することになります。
設問では、喜入駅~戸坂駅までのキロ数で算出しているので誤りです。営業キロで算出しているのも誤りとなります。
3.正しいです。
4.誤りです。戸坂駅は広島市内に属する駅です。喜入駅~広島駅間の営業キロが200キロを越えているので特例が適用され、喜入駅~広島駅間のキロ数で運賃を算出することになります。
設問では、喜入駅~戸坂駅までのキロ数でしているので誤りです。
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03
営業キロが201キロ以上ある駅との区間の運賃の計算において、中心駅(広島駅)までの営業キロは、運賃計算キロで計算します。
また、戸坂駅は広島市内の駅であるので、広島駅から戸坂駅の営業キロは計算しません。よって、2、4は誤りです。
JR九州の換算キロは、擬制キロにより計算するので、1、2は誤りです。
以上より、3が正解です。
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