危険物取扱者試験 乙4の過去問 | 予想問題
乙4
問136

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問題

危険物 乙4の過去問/予想問題 問136 (訂正依頼・報告はこちら)

次の液体の引火点及び燃焼範囲の下限値の数値として考えられる組合せで正しいものはどれか。
「ある引火性液体は30℃で液面付近に濃度8vol%の可燃性蒸気を発生した。この状態でマッチの火を近づけたところ引火した。」
  • 引火点 ………10℃    燃焼範囲の下限値………11 vol%
  • 引火点 ………15℃    燃焼範囲の下限値………4 vol%
  • 引火点 ………20℃    燃焼範囲の下限値………10 vol%
  • 引火点 ………40℃    燃焼範囲の下限値………12 vol%
  • .引火点 ………45℃    燃焼範囲の下限値………6 vol%

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この過去問の解説 (4件)

01

この液体の引火点は30℃以下であり、このときの燃焼範囲の下限は8vol%です。
この条件を満たすのは、2だけです。

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02

引火性液体は 可燃性蒸気を発生して
引火点に達すると 蒸気の濃度が燃焼範囲に達して
火を近づけると燃えます。

液体 30℃ で 可燃性蒸気が発生し、引火しているので
引火点は 30℃以下ということになります。

温度が低くなれば 蒸気の濃度も低くなるので
濃度 8vol%以下が 燃焼範囲の下限値になります。

これにあてはまるのは
引火点15℃ 燃焼範囲の下限値4vol%
になります。

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【1】【3】
→温度が30℃より低いのに 下限値が8vol%よりも大きいのは間違い。
(燃焼範囲の下限値は8vol%以下)

【4】【5】
→引火点が30℃より高いので間違い。
(温度30℃で引火しているので 引火点は30℃以下)

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03

30°Cで引火したので、引火点 f.p.は30°C以下
f.p.< 30

蒸気の濃度は8 vol%なので、引火するために満たすべき濃度条件(燃焼範囲)は8 vol%で満たす。
つまり下限は8 vol%以下になります。

この2つの条件を満たす選択肢は2のみです。
引火点 15℃    燃焼範囲の下限値4 vol%【答】

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04

問題より引火点は30℃以下で燃焼範囲の下限は8vol%以下であるとわかります。
この条件を満たすのは2番のみです。

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