理容師の過去問
第29回
衛生管理技術 問18
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問題
第29回 理容師国家試験 衛生管理技術 問18 (訂正依頼・報告はこちら)
消毒薬の特徴に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- エタノールは、結核菌をはじめ栄養型の細菌やウイルスだけはなく、芽胞のある細菌にも効果がある。
- 逆性石けんは、普通の石けんと混合しても効果は低下しないが、結核菌には効果がない。
- グルコン酸クロルヘキシジンは、栄養型の細菌には幅広い効果が見られるものの、芽胞や結核菌には効果がない。
- 次亜塩素酸ナトリウムは、栄養型の細菌だけではなく、ウイルスにも効果があり、濃度変化を起こしにくい。
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この過去問の解説 (3件)
01
1,2,4は誤った文章です。
解説
1.エタノールは、結核菌、ウイルス、栄養型細菌には効果がありますが、芽胞には効果はありません。
2.逆性石けんは普通の石けんと混ざると効果が下がります。栄養型細菌には効果がありますが、芽胞やウイルス、結核菌には効果がありません。
3.文章のとおりです。補足:ウイルスにも効果がありません。
4.次亜塩素酸ナトリウムは、ウイルスと栄養型細菌には効果がありますが、結核菌と芽胞には効果はありません。濃度変化も起こります。
<他の消毒法の効果>
●紫外線消毒:芽胞、結核菌、ウイルス、栄養型細菌すべてに効果があります。
●煮沸消毒:結核菌、ウイルス、栄養型細菌には効果がありますが、芽胞には効果がありません。
●蒸気消毒:結核菌、ウイルス、栄養型細菌には効果がありますが、芽胞には効果がありません。
●両性界面活性剤:結核菌や栄養型細菌には効果がありますが、ウイルスや芽胞には効果がありません
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02
1 エタノールは、結核菌をはじめ栄養型の細菌やウィルスに効果があるが、芽胞のある細菌には効果がない。
2 逆性石けんは、普通の石けんと混合すると効果が低下する。
3 グルコン酸クロルヘキシジンは、栄養型の細菌には幅広い効果が見られるものの、芽胞や結核菌には効果がない。
4 次亜塩素酸ナトリウムは、栄養型の細菌だけでなく、ウィルスにも効果があるが、濃度変化を起こす。
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03
1→エタノールは芽胞には効果がありません。
2→逆性せっけんは陽イオン界面活性剤であり、殺菌作用があります。陰イオン界面活性剤である通常のせっけんと併用してしまうと効果が打ち消されてしまいます。
4→次亜塩素酸ナトリウムはウイルスなどに効果を示しますが、日光や熱で分解しやすく長期間保存で変性しやすいです。
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