理容師の過去問
第46回
公衆衛生・環境衛生 問5
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問題
第46回 理容師国家試験 公衆衛生・環境衛生 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
採光と照明に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 自然光には、直射日光と、雲を通してくる光や北の窓からの光などの天空光がある。
- 一般に日常生活に不自由のない明るさは、10ルクス程度である。
- 照明には、作業場所だけを明るくする局所照明と部屋全体を明るくする全般照明がある。
- 直接照明は、照明効率は高いが、コントラストが強かったり影をつくったりして、眼精疲労を起こすことがある。
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この過去問の解説 (3件)
01
採光と照明に関する問題です。
自然光には、大気中の水蒸気や塵などで拡散されたり、雲や窓を通って入ってきたりする天空光と、直接地面に到達する直射日光とがあります。
これは正しい説明です。
日常生活で不自由を感じない明るさ(照度)は100ルクス(㏓)以上といわれています。
これが誤った説明です。
照明には、作業場所だけを照らす局所照明と、部屋全体を均一に照らす全般照明とがあります。
これは正しい説明です。
直接照明は、照明効率がよく細かい作業に適していますが、陰影(コントラスト)を生み、眼精疲労を起こしやすいというデメリットもあります。
これは正しい説明です。
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02
ルクスは照度を示す単位で、数値が高いほど明るさが増します。
自然光は、人工的でない天然の光のことを指し、直射日光と天空光があります。
よって正しいです。
一般に日常生活に不自由のない明るさは、10ルクス程度ではなく100ルクス以上です。
よって誤りです。
局所照明は特定の作業場所だけを明るくし、全般照明は部屋全体を均一に明るくします。
よって正しいです。
直接照明は、対象のものを直接照らすため、照明効率は高いですが、コントラストが強かったり影をつくったりして、眼が疲れてしまうことがあります。
よって正しいです。
ろうそくの炎が、10ルクス程度の明るさとされています。日常生活に支障がある明るさというのが想像できますね。
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03
採光と照明についての問題です。
・採光とは、室内の明るさを自然光(直射日光や天空光)によって取り入れることです。
直射日光・・・太陽からの光
天空光・・・直射日光以外の自然光(雲を通してくる光や北側の窓からの光)
・照明とは、蛍光灯などの人工的な光のことです。
作業場所だけを明るくする局所照明と部屋全体を明るくする全般照明があります。
★直接照明・・・照明効率は高いが、コントラストが強かったり影をつくったりして、眼精疲労を起こすことがあります。
★間接照明・・・照明効率は悪いが、コントラストを生みにくいです。
・彩度とは、明るさのことで ルクス(㏓) で表示します。
★日常生活に不自由ない明るさ 【100ルクス以上】
理美容師法では、理美容所の彩度は100ルクス以上と規定されています。
自然光には、直射日光と、雲を通してくる光や北の窓からの光などの天空光がある。・・・〇
正しい文章です。
一般に日常生活に不自由のない明るさは、10ルクス程度である。・・・✕
日常生活に不自由ない明るさは100ルクス以上なので、誤った文章です。
照明には、作業場所だけを明るくする局所照明と部屋全体を明るくする全般照明がある。・・・〇
正しい文章です。
直接照明は、照明効率は高いが、コントラストが強かったり影をつくったりして、眼精疲労を起こすことがある。・・・〇
正しい文章です。
【一般に日常生活に不自由のない明るさは、10ルクス程度である。】は誤った文章なので、この問での正解です。
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