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精神保健福祉士の過去問 第16回(平成25年度) 精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問49

問題

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次の事例を読んで、問題について答えなさい。
〔事例〕
Kさん(23歳、男性)は、この 5年間、コンビニに買い物に行く程度で、「仕事はするよ」と口にはしているが、自室でテレビを見たりパソコンゲームをしたりする生活をしていた。ひきこもるようになったのは、高校時代に仲の良かった友人とのトラブルがあり、それ以降登校しなくなってからである。 Kさんは小学生のころ両親が離婚し、現在は母親と3歳年上の兄との3人暮らしである。母親とは日常会話はしているが、ひきこもるようになったきっかけや将来のことなどについて話すことはなかった。
母親は何とかしなければど悩んでいたが、県の精神保健福祉センター(以下「センター」という。)で、ひきこもっている当事者や家族への個別相談、家族のセルフヘルプグループ、当事者を対象としたグループワークなどの支援が実施されていることを知り、そのことをKさんに話した。 Kさんがその話に少し関心を示したように思えたため、母親はセンターに相談に行き、 L精神保健福祉相談員が面接を担当した。

次の記述のうち、この時点でのL精神保健福祉相談員の母親への対応として、適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
Kさんを説得して一緒に来所するよう伝えた。
   2 .
早期に解決できる可能性が高いと励ました。
   3 .
精神科の治療を受けた方がよいとアドバイスした。
   4 .
センターの支援のプログラムについて説明した。
   5 .
障害者就業・生活支援センターに相談に行くよう勧めた。
( 第16回(平成25年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健福祉の理論と相談援助の展開 問49 )
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この過去問の解説 (2件)

30
正解は4です。

この時点は、初回相談のため、母親の話に耳を傾け、制度の説明を行うことが必要になります。

1.この時点に関わらず、Kさんを説得するように働きかけるのは適切ではありません。

2.この時点に関わらず、5年間ひきこもっている状況で、早期に解決できる可能性が高いと判断できる情報はありません。根拠なく励ますことは適切ではありません。

3.この時点に関わらず、Kさんとの面識なく精神科の治療を勧めることは不適切です。

4.この時点で、センターの支援プログラムについて説明することは適切です。

5.障害者就業・生活支援センターは、就労支援に関する機関で、日常的に外出できる人が利用する機関です。この段階では、まだひきこもっている段階であり、障害者就業・生活支援センターを紹介することは適切ではありません。

付箋メモを残すことが出来ます。
14
正解は4です。

事例の文から母親がセンターで行われているプログラムに関心をもっていること、母親がKさんに対して「何とかしなければ」と悩んでいることから、その部分に焦点を当てた対応が必要です。よって、4が正解です。Kさんに会ってもいない状況で1,2,3,5の対応は不適切です。

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