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精神保健福祉士の過去問「第18111問」を出題

問題

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次の事例を読んで、問題について答えなさい。

〔事 例〕
Kさん(25歳、女性)は、高校卒業と同時に就職したが、仕事が合わないという理由ですぐに退職した。その後、Kさんは専門学校に通い、情報処理の資格を取得して再就職を目指した。しかし、パソコン技術の高さを買われて採用はされたものの、要領の悪さや配慮のなさを度々指摘され、職場の人間関係もうまくいかなくなり離職した。Kさんは次第に被害的になり、抑うつ感と不眠に悩む日々が続いたため精神科クリニックを受診したところ、広汎性発達障害でうつ状態と診断された。診断内容を聞いて不安になったKさんは、「これから自分はどうしたらいいのか」「もう働けないのか」と医師に訴えたため、近隣のV就労移行支援事業所(以下「V事業所」という。)を紹介され、L精神保健福祉士が担当することになった。L精神保健福祉士との初回面接の際、Kさんは、「自分は頑張って働いているのにいつも注意ばかりされる」と暗い表情で話した。

次の記述のうち、この時点でのL精神保健福祉士のKさんへの対応として、適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
就労に向けてKさんが利用可能な制度の概要を説明した。
   2 .
職場で注意された内容を踏まえてKさんの問題点を確認した。
   3 .
障害特性に留意しつつKさんの意向や考えを聞いた。
   4 .
障害者雇用制度を活用した支援計画を立てた。
   5 .
就労に向けて生活リズムを身につける必要性を伝えた。
( 第17回(平成26年度) 精神保健福祉士国家試験 精神保健福祉の理論と相談援助の展開 )

この過去問の解説 (3件)

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正解は3です。

初回面接で、Kさんが「自分は頑張って働いているのにいつも注意ばかりされる」と暗い表情で話した状況下における問題です。

1.本人が「暗い表情」であることから、いきなり就労に向けた制度の説明をするのではなく、Kさんの話を聞くことが大切です。

2.Kさんの問題点や課題点、克服すべき点を確認することはアセスメントの段階であり、初回面接の段階では主訴を傾聴・確認することが大切であるため、適切な対応とはいえません。

3.障害特性に留意しながらKさんの意向や考えを聞くことは、初回面接として適切な対応といえます。

4.初回面接の段階では、支援計画は立てません。また障害者雇用制度を活用するかどうかは、本人の意向を確認する必要があるため、適切な対応とはいえません。

5.事例から不眠に悩んでいることは読み取れるものの、生活リズムが乱れているかどうかは分からないことから、適切な対応とはいえません。
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発達障害の方の就労支援のケースです。
初回面接なので、ラポールを形成しながら情報収集を行いましょう。

✕ 1 . 障害者就労などの制度の概要は、おいおい説明すればよいでしょう。まずは不安感を受け止め、方向付けをかんがえましょう。
利用可能な制度の概要の説明は、今後のKさんの状態を見ながら、じっくり説明していきましょう。
✕ 2 . 不安を持ちながら、初回面接を受けて来ている段階なので、問題点の確認は時期尚早と言えるでしょう。
◯ 3 . 広汎性発達障害なので、コミュニケーションの仕方が独特です。また、意向や考えを聴きながら今後の方向を確かめていくのは自立支援として正しいやり方です。
✕ 4 . 「障害者雇用制度を活用した支援計画」を立てるのは、Kさんの意向を確認して、就労準備をする中でじっくりやっていくことです。
✕ 5 . もともと生活リズムが崩れて就労に失敗しているという話が出ているわけではなく、また初回面接なので、別のことから始めるべきです。

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 初回面接(インテーク)では、クライエントの抱える不安や悩みを受け止め、クライエントの主訴を傾聴することが重要です。

1.×
 就職に向けて利用可能な制度の概要を説明する前に、まずはKさんの主訴を聴くことが重要であるため、適切とはいえません。

2.×
 初回面接を通じて得た情報を集約し、問題点を明確することは事前評価(アセスメント)で行います。

3.○
 Kさんは広汎性発達障害でうつ状態と診断されています。そのため、障害特性に留意しつつKさんの主訴を聴くのが適切です。

4.×
 初回面接(インテーク)をし、事前評価(アセスメント)を経て、計画(プランニング)を行います。そのため、初回面接では支援計画を立てることはありません。また、障害者雇用制度を活用するか否かを判断するのは、あくまでもKさん本人の合意と自己決定に基づくものであるため、適切ではありません。

5.×
 Kさんは不眠に悩んでいるようですが、生活リズムが乱れているとは言い切れないため、適切な提案とはいえません。Kさんの悩みや主訴を聴いた上で、Kさんにとってなにが必要なことかを考えていくことが大切です。
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