過去問.com - 資格試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

精神保健福祉士の過去問 第18回(平成27年度) 現代社会と福祉 問107

問題

このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。
[ 設定等 ]
「平成26年版厚生労働白書」における我が国の健康や寿命に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

(注)生活習慣病関連疾病とは、ここでは悪性新生物、高血圧性疾患、脳血管疾患、心疾患、糖尿病などを指す。
   1 .
「健康日本21」(第二次)では、「健康寿命」について具体的な数値目標が設定された。
   2 .
「健康寿命」と「平均寿命」の差は、2010年(平成22年)時点で、男女ともに3年未満である。
   3 .
「健康寿命」と「平均寿命」の差を一定に保つことは、重要な政策目標である。
   4 .
地域のつながりの強化は、健康づくりのための政策目標とはされていない。
   5 .
生活習慣病関連疾病は、2013年(平成25年)時点で死因の約6割を占めている。
( 第18回(平成27年度) 精神保健福祉士国家試験 現代社会と福祉 問107 )
このページは問題閲覧ページの為、解答履歴が残りません。
解答履歴を残すには、
条件を設定して出題する」をご利用ください。

この過去問の解説 (4件)

23
正解は5です。

1:健康日本21(第二次)では、「健康寿命」の延伸と健康格差の縮小を目標としていますが、健康寿命についての具体的な数値目標の設定はありません。よって誤りです。

2:「健康寿命」とは、健康上の問題がない状況で日常生活を送れる期間のことです。「平均寿命」は、0歳児が平均して後何年生きられるか(平均余命)のことです。2010年(平成22年)時点で、
男性の平均寿命は79.55歳 男性の健康寿命は70.42歳
女性の平均寿命は86,30歳 女性の健康寿命は73,62歳
男性で9.13年、女性で12.68年の差があります。男女とも3年以上の差がありますので誤りです。

3:健康日本21(第二次)では、「健康寿命」を伸ばすことと、「健康寿命」と「平均寿命」の差を縮めることを重要な政策目標としています。「健康寿命」と「平均寿命」の差を一定に保つことではありませんので誤りです。

4:健康日本21(第二次)では、健康を支え守るための社会環境の整備も目標としています。地域のつながりの強化は、地域社会で相互に支え合いながら健康を守ることへとつながります。よって誤りです。

5:2013年(平成25年)時点の死因の第1位は悪性新生物、第2位が心疾患でいづれも生活習慣病関連疾病です。高血圧性疾患、脳血管疾患、糖尿病等も含め生活習慣病関連疾病での死因は、6割を占めます。よって正解です。

付箋メモを残すことが出来ます。
5
正解は5です。

1.「健康日本21」(第二次)では、「健康寿命」についての具体的な数値目標は設定されていません。

2.「平成26年版厚生労働白書」によると、2010年時点で平均寿命と健康寿命の差は、男性が79.55歳と70.42歳で9.13年、女性が86.30歳と73.62歳で12.68年となっています。「平成28年版厚生労働白書」を見ても、2013年時点の平均寿命と健康寿命の差は、男性が80.21歳と71.19歳で9.02年、女性が86.61歳と74.21歳で12.40年となっており、男女とも3年を大きく超えています。

3.「平成26年版厚生労働白書」では、「健康寿命を延伸させるとともに、平均寿命との差を縮めていくことが重要である。」と記されています。一定に保つこととはされていません。

4.地域のつながりの強化も、健康づくりのための政策目標とされており、「平成26年版厚生労働白書」でも紹介されています。

5.「平成26年版厚生労働白書」によると、2013年(平成25年)時点の生活習慣病関連疾病は、死因の約6割を占めています。

1

近年の医療費などの社会保障費増加から、政府は国民の健康増進を掲げています。

その具体的な政策も出題されるので、チェックしておきましょう。

1× 第二次ではなく、「第一次」(生活習慣病の早期治療・予防)において、具体的な目標をあげています。

2× 「健康寿命」と「平均寿命」の差は、男性は9.13年、女性は12.68年であり、共に3年を超えています。

3× 社会保障の継続のためにも、「健康寿命」と「平均寿命」の差を縮めることが重要とあります。

4× 健康日本21(第二次)において、「健康を支え、守るための社会環境の整備」の項目で、つながりの強化について述べています。

5〇 正しいです。 戦前は結核などの感染症が死亡率のトップにありましたが、医療・衛生環境が向上し、その割合の低下したことが要因と考えられます。

-1
正解は5です。

1→「健康日本21」(第二次)では、「健康寿命」について具体的な数値目標は設定されていません。

2→平均寿命と健康寿命の差は、日常生活に制限のある「不健康な期間」を意味し、2010年は、男性9.13年、女性12.68年です。

3→「健康寿命の延伸」が中心課題です。平均寿命と健康寿命の差を短縮することができれば、個人の生活の質の低下を防ぐとともに、社会保障負担の軽減も期待できるとされています。

4→地域のつながりの強化(ソーシャル・キャピタルの水準を上げること)を目標としています。

5→生活習慣病関連疾病は、2013年(平成25年)時点で死因の約6割を占めています。

問題に解答すると、解説が表示されます。
解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。
他のページから戻ってきた時、過去問ドットコムはいつでも続きから始めることが出来ます。
また、広告右上の×ボタンを押すと広告の設定が変更できます。
この精神保健福祉士 過去問のURLは  です。
付箋は自分だけが見れます(非公開です)。