精神保健福祉士の過去問
第17回(平成26年度)
精神疾患とその治療 問8
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問題
第17回(平成26年度) 精神保健福祉士国家試験 精神疾患とその治療 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
心理教育に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 訓練を通じて、生活技能を向上させる。
- 認知のあり方に働きかけて、認知の歪みを修正させる。
- 自己暗示をかけることにより、緊張を緩和させる。
- 自由に浮かぶ考えを検討して、無意識の葛藤を洞察させる。
- 病気や障害の正しい知識を伝え、諸課題への対処法を習得させる。
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この過去問の解説 (4件)
01
1.訓練を通じて、生活技能を向上させるのは、社会生活技能訓練(SST)です。
2.認知のあり方に働きかけて、認知の歪みを修正させるのは、認知行動療法です。
3.自己暗示をかけることにより、緊張を緩和させるのは、自律訓練法です。
4.自由に浮かぶ考えを検討して、無意識の葛藤を洞察させるのは、精神分析療法の自由連想法です。
5.病気や障害の正しい知識を伝え、諸課題への対処法を習得させるのは、心理教育です。
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02
1、心理教育では、生活技能の向上を目的として行われているものではありません。
2、この記述は、認知行動療法の説明です。認知行動療法には、SSTが有名です。
3、この記述は、自立訓練法の説明分です。これは、ドイツのシュルツが創始した催眠療法の一つで、「心身をリラックスさせ、自律神経の働きを回復させること」を目標にしています。
4、この記述は、精神療法の説明になります。
「精神分析療法」は、患者さんに自由連想法によって、患者さん自身が自由に語って頂き分析していく精神療法になります。
5、正解です。
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03
1 . × 生活技能の訓練は、別のものになります。
2 . × これは認知療法や認知行動療法になります。
3 . × これは、自己催眠法、自立訓練法などです。
4 . × これは、精神分析療法です。
5 . 〇 です。
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04
心理教育とは、精神保健問題を抱える患者本人やその家族に対して、正しい知識や最善の対応法を教える教育のことです。
その他の選択肢については以下のとおりです。
1…社会生活技能訓練の説明です。
2…認知行動療法の説明です。
3…自立訓練法の説明です。
4…精神分析療法の説明です。
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