精神保健福祉士の過去問
第17回(平成26年度)
精神障害者の生活支援システム 問75

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問題

第17回(平成26年度) 精神保健福祉士国家試験 精神障害者の生活支援システム 問75 (訂正依頼・報告はこちら)

「障害者総合支援法」に基づく共同生活援助(グループホーム)に関する次の記述のうち、正しいものを2つ選びなさい。
  • 希望する者は、入居前に体験的な利用ができる。
  • 入所施設又は病院の敷地内にある。
  • 利用期間は、最長で6か月である。
  • サテライト型住居も認められている。
  • 利用者は、主として昼間において日常生活上の援助を受ける。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1、4です。

1.グループホームの希望者は、入居前に体験的な利用ができます。

2.グループホームは原則して入所施設や病院の敷地外に設置しなければなりません。(2024年までは条件を満たした場合に、病院の敷地内の設置も認める特例が設けられています)

3.グループホームには利用期限は設けられていません。

4.グループホームの周辺で一人暮らしができるようなサテライト型住居も認められています。

5.利用者は、昼間夜間を問わず、日常生活上の援助を受けます。

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02

正解は1と4です。

1.入所施設や精神科病院等で生活していた障害者が、地域生活へとスムーズに移行できるよう、入居前に体験利用することが可能です。
また、家族と同居して自宅で生活している障害者の体験利用も認められています。

2.入居者が家族や地域住民と触れ合えるよう、原則としてグループホームは病院や入居型施設の敷地外になくてはなりません。

3.病状の悪化などにより集団生活が困難にならない限り、期間の制限なく利用することができます。

4.一人暮らしに近い形で生活ができる「サテライト型住宅」。グループホームを退居し、一般住宅等への移行を目指す人のために設けられています。

5.宿泊型施設のため、昼夜問わず日常生活上の援助を受けることができます。

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03

○1 . グループホームの入居を希望する者は、入居前に体験的な利用ができる制度があります。

×2 . グループホームは、地域の中での居住を目的とするので、原則としては、入所施設又は病院の敷地ではないところに置かれます。ただし、制度の移行中で、それらの敷地に置かれる場合もあります。

×3 . 利用期間は、制限のない「滞在型」と最長3年間を期限とする「通過型」の2種類があります。

○4 . グループホームでは、本体としてのホームとは少し距離をおいたところに設置できる1人暮らしとしての意味合いの強いサテライト型住居も認められています。

×5 . グループホームは、居住サポートをする施設ですので、昼間においてのみならず、日常生活上の援助を受けることができます。

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