精神保健福祉士の過去問
第17回(平成26年度)
人体の構造と機能及び疾病 問81

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問題

第17回(平成26年度) 精神保健福祉士国家試験 人体の構造と機能及び疾病 問81 (訂正依頼・報告はこちら)

人体の構造と機能に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • アルブミンは酸素の運搬にかかわる。
  • ヘモグロビンは感染の防御にかかわる。
  • 平滑筋は随意的に収縮できる。
  • 気管は食道の後方に位置する。
  • 横隔膜は呼吸にかかわる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5です。

1.アルブミンは、血液の浸透圧の維持などにかかわっています。

2.ヘモグロビンは、酸素の運搬や呼吸にかかわっています。

3.平滑筋は随意的に収縮できない不随意筋です。

4.気管は食道の前方に位置しています。

5.横隔膜は呼吸にかかわります。

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02

×1 . アルブミンは、血液の成分であり肝機能と関連があるものです。酸素の運搬にかかわるのは、アルブミンではなく、2のヘモグロビンです。

×2 . ヘモグロビンは、血液の成分で、細胞内に酸素を供給するものです。 感染の防御に関わるのは、白血球です。

×3 . 平滑筋は、運動神経との結合がないため、随意的に収縮することができません。不随意筋と呼ばれています。

×4 . 気管は食道の前方に位置しています。

○5 . 横隔膜は呼吸にかかわっています。空気を吸うときには、横隔膜が収縮し前に下がるので胸膜腔の内圧が下がるので肺が膨らみます。逆に吐くときには、横隔膜が弛緩し上がっていくので肺の内圧が上がり肺から空気が出ていくのを助けます。

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03

正解は5です。

1.酸素の運搬は、赤血球(ヘモグロビン)の役割です。
アルブミンは、浸透圧の保持などに関わっています。

2.細菌・ウイルスの感染を防御するのは白血球の役割です。
ヘモグロビンは酸素の運搬などを担っています。

3.随意的に収縮できるのは、骨格筋です。
平滑筋は、意志とは無関係に働く不随意筋の一種です。

4.気管は食道よりも前方に位置しています。

5.呼吸に使われる筋肉のひとつ『横隔膜』。ヒトを始め、ほ乳類のみに存在するといわれています。

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