精神保健福祉士の過去問
第17回(平成26年度)
社会保障 問129
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問題
第17回(平成26年度) 精神保健福祉士国家試験 社会保障 問129 (訂正依頼・報告はこちら)
「平成25年版厚生労働白書」において、正社員と比べ、非正規雇用の労働者が抱える課題に挙げられているものとして、正しいものを2つ選びなさい。
- 通勤時間が長くなりやすい。
- 転勤が多くなりやすい。
- 健康保険、厚生年金が適用されている比率が低い。
- 家庭の事情(家事・育児・介護等)や他の活動(趣味・学習等)と両立しにくい。
- 能力開発の機会が少ない。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.通勤時間の短さは、非正規雇用を選んだ理由の一つに挙げられています。
2.転勤が多くなりやすいのは、正社員が抱える課題です。
3.健康保険の適用状況は、正社員99.5%、正社員以外52.8%、厚生年金の適用状況は、正社員99.5%、正社員以外51.0%と記載されており、非正規雇用の労働者の方が、健康保険、厚生年金の比率が低くなっています。
4.家庭の事情や他の活動との両立は、非正規雇用を選んだ理由の一つに挙げられています。
5.「教育訓練機会の少ない非正規雇用の労働者」と白書で記載されています。
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02
1.非正規雇用は、時間的な制約や柔軟な働き方ができるメリットがあるので、通勤時間は短い場所を選ぶ傾向があります。
2.転勤が多くなるのは正社員のみの問題です。
3.非正規雇用の場合、雇用期間に定めがあるなど雇用が不安定のため、健康保険や厚生年金の比重が低くなりがちです。
4.正社員が時間の制約が大きくなる傾向があるため、それが少ない非正規雇用は家事や育児、その他の活動などとの両立がしやすい傾向にあります。
5.研修や勉強会などの機会は、正社員の方が優先される傾向にあります。
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03
非正規雇用の労働者の中には、「通勤時間が短い」という理由で非正規雇用を選んでいる人もいるため、適切ではありません。
2.×
正社員に比べて非正規雇用の方が転勤は少ないと思われるため、適切とはいえません。
3.○
非正規雇用の労働者については、正社員との間で賃金の格差が生じていますが、教育訓練の実施状況のほか、社会保険などの適応状況についても格差が生じています。
4.×
女性については、家庭的な責任を負っていることなどから、「自分の都合のよい時間に働けるから」や「家計の補助、学資等を得たいから」、「家庭の事情(家事・育児・介護)や他の活動(趣味・学習等)と両立しやすいから」という理由により非正規雇用で働いている人が増加しています。
5.○
「正社員として働ける会社がなかった」として非正規雇用で働いている若者の割合が増加しており、能力開発機会の不足が懸念されています。
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