精神保健福祉士の過去問
第19回(平成28年度)
人体の構造と機能及び疾病 問83
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問題
第19回(平成28年度) 精神保健福祉士国家試験 人体の構造と機能及び疾病 問83 (訂正依頼・報告はこちら)
心臓の正常解剖に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 冠状動脈は大動脈起始部より分岐する。
- 右心房と右心室の間の弁を僧帽弁という。
- 上大静脈と下大静脈は左心房に開口する。
- 肺静脈の中の血液は静脈血である。
- 冠静脈洞は左心房に開口する。
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この過去問の解説 (3件)
01
×2 . 右心房と右心室の間の弁は三尖弁と呼ばれ、左心房から左心室に向かう弁は二尖弁または僧帽弁と呼ばれます。
×3 . 上大静脈と下大静脈は「右心房」に開口しています。
×4 . 肺静脈の中の血液は動脈血です。心臓から出ていく血管を通すのが動脈で、心臓に血液を戻すのが静脈となります。肺動脈によって肺に血液が送り込まれたのち、ガス交換後の血液として肺静脈を経て動脈血が流れます。
×5 . 冠静脈洞は「右心房」に開口しています。左右の冠状動脈から心筋に栄養を与え、その後心臓後面の冠状静脈洞という太い静脈に流入し、右心房に入ります。
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02
まずは、インターネットなどで心臓・大脳の図解を印刷して視覚(見て)覚える方法も1つだと思います。
実際の設問と図解を照らし合わせて例えば心臓だったら、どの部屋からどのように流れているかを自分なりに整理するのも良いかと思います。
1.正しい。冠状動脈は心筋に酸素及び栄養を送る動脈です。
大動脈から最初に分岐します。
大動脈の基部にあるバルサンバ洞という所から右冠動脈、左冠動脈が出ています。
2.誤り。右心房・右心室の間は三尖弁、左心房・左心室の間は僧帽弁です。
3.誤り。上大静脈と下大静脈は右心房の上下につながっています。
上大静脈と下大静脈の2つを併せて大静脈と呼ぶそうです。
4.誤り。肺静脈は肺より左心房に戻る静脈のことです。肺で酸素を供給された動脈血を運んでいます。
5.誤り。冠状動脈は心筋からの静脈血を集めています。下大静脈の左下で右心房に開口しています。
以上により選択肢1が正解となります。
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03
1.冠状動脈は大動脈起始部より分岐します。
2.右心房と右心室の間の弁は三尖弁といいます。僧帽弁は左心房と左心室の間の弁です。
3.上大静脈と下大静脈は右心房に開口します。左心房には、左肺静脈と右肺静脈が開口します。
4.肺静脈の中の血液は動脈血です。
5.冠静脈洞は右心房に開口します。
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