精神保健福祉士の過去問
第19回(平成28年度)
心理学理論と心理的支援 問88

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問題

第19回(平成28年度) 精神保健福祉士国家試験 心理学理論と心理的支援 問88 (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述のうち、大脳の前頭葉の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 計画、判断、評価、創造などの高次精神活動に関係する。
  • 身体位置の空間的認識に関係する。
  • 聞こえた音を識別する聴覚機能に関係する。
  • 視覚と眼球運動に関係する。
  • 情動調節や記憶形成に関係する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

1.大脳の前頭葉は、計画、判断、評価、創造などの高次精神活動に関係する部分です。

2.身体位置の空間的認識に関係するのは、大脳の頭頂葉です。

3.聞こえた音を識別する聴覚機能に関係するのは、大脳の側頭葉です。

4.視覚と眼球運動に関係するのは、大脳の後頭葉です。

5.情動調節や記憶形成に関係するのは、大脳辺縁系です。

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02

〇1 . 前頭葉は、計画、判断、評価、創造などの高次精神活動に関係します。

×2 . 身体位置の空間的認識に関係するのは、頭頂葉です。他に痛み、温度、圧力の感覚に関係します。

×3 . 聞こえた音を識別する聴覚機能に関係するのは、側頭葉です。

×4 . 視覚と眼球運動に関係するのは、後頭葉です。

×5 . 情動調節に関係するのは扁桃核で、記憶形成に関係するのは、海馬です。ともに大脳辺縁系に属します。

他に、小脳は平衡感覚や体位調節に関連します。

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03

大脳は心臓と共によく出題される問題になっています。
大脳は大きく分けて前頭葉・側頭葉・後頭葉・頭頂葉に分かれています。

1.正しい。大脳の前方にある前頭葉は高次精神活動と関係が深いです。

2.誤り。空間因子期は頭頂葉です。頭頂葉が損傷を受けると失行症になると言われています。

3.誤り。聴覚に関する領域は側頭葉です。

4.誤り。大脳の一番後ろに位置する後頭葉です。

5.誤り。情動の表出、食欲、睡眠欲、意欲などは本能・記憶に関係しています。これは大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)と呼ばれています。

以上により選択肢1が正解となります。

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