精神保健福祉士の過去問
第21回(平成30年度)
福祉行財政と福祉計画 問43
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問題
第21回(平成30年度) 精神保健福祉士国家試験 福祉行財政と福祉計画 問43 (訂正依頼・報告はこちら)
次に掲げる2017年度(平成29年度)の国の一般会計歳出予算の社会保障関係費の中で、予算額が最も多いものを1つ選びなさい。
- 年金給付費
- 少子化対策費
- 生活扶助等社会福祉費
- 保健衛生対策費
- 介護給付費
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この過去問の解説 (4件)
01
平成29 年度予算における社会保障関係費は、32兆4,735 億円でした。
その内訳において、年金・医療が共に約11兆円と全体の3分の1を占めていることに注目しましょう。
1○ 正しいです。
年金給付費は11 兆4,831 億円で、
医療給付費の11 兆5,010 億円とほぼ同じ割合です。
2× 少子化対策費は2兆1,149 億円です。
3× 生活扶助等社会福祉費は4兆205 億です。
4× 保健衛生対策費は3,042 億円です。
「保健衛生」という名前から「医療給付費」と思い、
誤って選んでしまわないようにしましょう。
5× 介護給付費は3兆130 億円です。
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02
多い順から
医療費、年金、生活扶助、介護、少子化、保健衛生、雇用労災
となっていました。
よって選択肢の中では1が適当となります。
直近年度の一般会計算出予算は確認しておきましょう。
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03
社会保障関係費のうち年金給付費は11兆4831億円と全体の35%を占めており、予算額が最も多くなっています。
2.少子化対策費は2兆1149億円となっており、全体の6%を占めています。
3.生活扶助等社会福祉費は4兆205億円となっており、全体の12%を占めています。
4.保健衛生対策費は3042億円となっており、全体の0.9%を占めています。
5.介護給付費は3兆130億円となっており、全体の9%を占めています。
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04
正解は1です。
平成29年度予算の社会保障関係費は、32兆 4,735 億円で、一般会計歳出の 33.3%を占めています。
その社会保障関係費の中で、この問題の選択肢の中で最も多いのは、年金給付費の11 兆4,831 億円です。
また、選択肢にはありませんが、医療給付費が、最も多い11 兆5,010 億円です。
各選択肢については以下のとおりです。
2→少子化対策費は、2兆1,149億円です。
3→生活扶助等社会福祉費は、4兆205億円です。
4→保健衛生対策費は、3,042億円です。
5→介護給付費は、3兆130億円です。
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