精神保健福祉士の過去問
第22回(令和元年度)
保健医療サービス 問73
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問題
第22回(令和元年度) 精神保健福祉士国家試験 保健医療サービス 問73 (訂正依頼・報告はこちら)
「地域における保健師の保健活動に関する指針」に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
(注)「地域における保健師の保健活動に関する指針」とは、「地域における保健師の保健活動について」(平成25年4月19日健発0419第1号厚生労働省健康局長通知)で示された指針のことである。
(注)「地域における保健師の保健活動に関する指針」とは、「地域における保健師の保健活動について」(平成25年4月19日健発0419第1号厚生労働省健康局長通知)で示された指針のことである。
- 地域住民に対して、生活習慣病の三次予防に重点を置いた指導を行う。
- 地域住民に対して、保健師が主体となって地域の健康づくりを促進する。
- 産後に抑うつ状態の可能性が高いと判断される養育者に対して、受療指示を行う。
- 担当地域の市町村地域防災計画を策定する。
- 地域診断を実施し、取り組むべき健康課題を明らかにする。
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この過去問の解説 (3件)
01
保健師の役割に関する問題です。
1→生活習慣病の三次予防に重点を置くのでなく、発症予防、重症化予防を徹底し、指導を行います。
2→保健師主体でなく、住民主体を促進することが求められます。
3→保健師は、介護予防、高齢者医療福祉、母子保健、児童福祉、精神保健福祉、障害福祉、女性保護等に関する保健サービス等を提供し、適切な受療に関する「指導」を行います。受療指示は行いません。
4→市町村地域防災計画は、各自治体の長が定めるものです。保健師は保健医療福祉計画を策定します。
5→地域診断を実施し、取り組むべき健康課題を明らかにします。
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02
地域住民に対して、生活習慣病の一次予防に重点を置いた指導を行います。
一次予防とは、病気の発生を防ぐ予防措置をさします。
2.誤。
保健師は、相互に連携を図るとともに、他職種の職員、関係機関、住民等と連携及び協働して保健活動を行うこと、とされています。
3.誤。
保健師は、受療指導を行えますが、受療指示は行えません。
4.誤。
保健師は、地域の健康課題を解決するために、住民、関係者及び関係機関等と協働して保健医療福祉計画を策定します。
5.正。
保健師は、地域診断を実施し、その地域で取り組むべき健康問題を明らかにします。
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03
生活習慣病の一次予防に重点を置いた指導を行う事と定められています。
一次予防は、病気になる前の健康な状態の方に対して生活習慣の改善等を行い、病気の発症自体を防ぐ働きかけを行う事を指します。
設問にある三次予防とは、既に病気を発症している人の病気の悪化を防止する事を目的とする事を指しています。
2、不適切です。
保健師は地域住民が主体となって地域の健康づくりを促進できるよう働きかけていく事が求められています。
3、不適切です。
保健師は訪問等を行う中で受療を勧める事は出来ますが、受療指示を行う事は出来ません。
4、不適切です。
指針には各種保健医療福祉計画を策定する事と示されています。
5、適切な内容です。
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