社会福祉士の過去問
第31回(平成30年度)
社会理論と社会システム 問16

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問題

社会福祉士試験 第31回(平成30年度) 社会理論と社会システム 問16 (訂正依頼・報告はこちら)

ジニ係数に関する次の説明のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 値が大きいほど格差が大きいことを示す。
  • −1から+1の値をとる。
  • 同一労働同一賃金に関する指標である。
  • 所得増減量を基に算出される。
  • 所得分布全体に占める低所得層の比率を示す。

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この過去問の解説 (3件)

01

1 が正解です。

ジニ係数とは所得の不平等程度を測る尺度として用いられた指標のことです。ジニ係数は所得がどれくらい均等に分配されているかを、0から1の数字で評価し、0に近いほど平等、1に近いほど不平等になり、この値が大きい(1に近い)ほど、格差が大きいことを表しています。

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02

所得や資産の格差を測定する「ジニ係数」。提案したコラド・ジニの名前からきています。

2× 0から1の値をとり、値が大きいほど格差が大きいことを示します。

3× 所得や資産の格差を測定する指標です。
同一労働同一賃金とは、雇用形態に関係なく、
同じ仕事であればみんな同じ賃金を受け取れることです。

4× 累積所得比率と人口構成比率を基にしています。

5× 所得の低い人から高い人へ順に並べて、所得分布を表しています。

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03

1、適切な内容です。
ジニ係数はその数値が大きいほど対象者となる人たちの間に所得格差がある事を示しています。

2、不適切です。ジニ係数は0~1までの数値で示されます。

3、不適切です。対象者間に生じている所得格差を示す数値になります。

4、不適切です。
ジニ係数は、ローレンツ曲線(国民の総所得を1とした時、国民を所得が低い順に並べた時にできる曲線)と均等分配線(すべての国民が同一の所得を得ている時にできるローレンツ曲線)を基に算出します。

5、不適切です。選択肢の内容は「相対性貧困率」の説明です。

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