社会福祉士 過去問
第37回(令和6年度)
問1 (医学概論 問1)

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問題

社会福祉士試験 第37回(令和6年度) 問1(医学概論 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

思春期・青年期における心身の特徴に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 思春期には、男女ともに緩やかな身体の変化がみられる。
  • 思春期における心理的特徴としては、自意識過剰がある。
  • 思春期には、アイデンティティは形成されている。
  • 第二次性徴に性差はみられない。
  • 青年期の死亡原因としては心疾患が最も多い。

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この過去問の解説 (1件)

01

エリクソンが提唱した発達段階は、「乳児期」「幼児前期」「幼児後期」「学童期」「青年期」「成人期」「壮年期」「老年期」の8段階に分かれています。

選択肢1. 思春期には、男女ともに緩やかな身体の変化がみられる。

✕ 思春期は10歳前後から18歳頃までの事を指します。思春期では第二次性徴と呼ばれる体の変化が始まり、身体は急激に変化します。

選択肢2. 思春期における心理的特徴としては、自意識過剰がある。

〇 自意識過剰とは、他者からの評価が非常に気になり、それを過剰に気にしてしまう状態の事を言います。自意識過剰の状態は、思春期、特に中高生に多く見られます。

選択肢3. 思春期には、アイデンティティは形成されている。

✕ アイデンティティの確立は思春期に行われます。

選択肢4. 第二次性徴に性差はみられない。

✕ 第二次性徴を迎えると、男女の性差がはっきりしてきます。それにより、体力や筋力などにも男女で性差が出現してきます。

選択肢5. 青年期の死亡原因としては心疾患が最も多い。

✕ 青年期は12歳から20歳頃の事を指します。人口動態調査によれば、青年期の死因の第一位は「自殺」となっています。

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