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登録販売者の過去問 平成29年度 主な医薬品とその作用 問71

問題

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胃の薬の配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a 胆汁末は、肝臓の働きを高める作用もあるとされるが、肝臓病の診断を受けた人ではかえって症状を悪化させるおそれがある。

b 制酸成分は、かぜ薬等でも配合されていることが多く、併用によって制酸作用が強くなりすぎる可能性があるほか、高マグネシウム血症等を生じるおそれがある。

c オウバクが配合された散剤は、苦味が強いので、オブラートに包んで服用するとよい。

d スクラルファートは、炭水化物、脂質、タンパク質等の分解に働く酵素を補う等により、胃や腸の内容物の消化を助けることを目的として用いられる。
   1 .
( a、b )
   2 .
( a、c )
   3 .
( a、d )
   4 .
( b、d )
   5 .
( c、d )
( 登録販売者試験 平成29年度 主な医薬品とその作用 問71 )
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この過去問の解説 (3件)

55
abの内容はあっています。
cは間違っていて、生薬成分を含む健胃薬は、味や香りも感じる方法で効果が発揮されるとされ、それらをオブラードで包むなどで遮蔽してしまう服用は適当ではありません。
dも誤りで、スクラルファートは胃粘膜保護、修復成分です。よく出る成分なので、おさえておきましょう。記述の成分は「消化剤」に関してです。

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12
解答:1

a.正
肝臓病の中には、利胆作用により症状が悪化するおそれがあるものもあります。

b.正
制酸剤にはアルミニウム、マグネシウム、カルシウムを含むものが多いので、無機塩類の取りすぎによる症状に注意し、長期連用などは避けるようにします。

c.誤
生薬の味や香りも健胃作用が期待できるため、オブラートなどで遮蔽しないようにします。

d.誤
スクラルファートは、胃酸などから胃粘膜を保護したり、粘膜を修復する作用があります。

3

a 正

胆汁末は、消化成分です。

炭水化物、資質、タンパク質を分解する酵素を補う作用があります。

利胆作用があり、肝臓の働きを高めると言われていますが、肝臓病の診断を受けた人には症状悪化のおそれがあります。

b 正

制酸成分のアルミニウムを含む成分は、アルミニウム脳症やアルミニウム骨症のおそれがあるので、透析療法を受けている人は服用しないとされています。

また、腎障害の人も体内に貯留しやすいため、医師等に相談することとされています。

c 誤

オウバクは、ミカン科のキハダなどの周皮を除いた樹皮を基原とする生薬です。

健胃成分として、苦味によって反射的に唾液や胃液の分泌を促すため、オブラートなどで包むと十分な効果が期待できなくなります。

d 誤

スクラルファートは、胃粘膜保護・修復成分です。

胃粘液の分泌を促したり、胃粘膜を覆って保護する作用があります。

アルミニウムを含むため、アルミニウム脳症やアルミニウム骨症に注意が必要です。

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