登録販売者の過去問
平成29年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問72
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
登録販売者試験 平成29年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問72 (訂正依頼・報告はこちら)
腸の薬の配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a ケツメイシは、マメ科のエビスグサ又はカッシア・トーラの種子を基原とする生薬で、整腸、腹部膨満感等に用いられる。
b 次硝酸ビスマスは、牛乳に含まれるタンパク質成分であるため、牛乳にアレルギーのある人では使用を避ける必要がある。
c ビフィズス菌、乳酸菌等の生菌成分は、腸内細菌のバランスを整えることを目的として用いられる。
d マルツエキスは、細菌感染による下痢の症状を鎮めることを目的として用いられる。
a ケツメイシは、マメ科のエビスグサ又はカッシア・トーラの種子を基原とする生薬で、整腸、腹部膨満感等に用いられる。
b 次硝酸ビスマスは、牛乳に含まれるタンパク質成分であるため、牛乳にアレルギーのある人では使用を避ける必要がある。
c ビフィズス菌、乳酸菌等の生菌成分は、腸内細菌のバランスを整えることを目的として用いられる。
d マルツエキスは、細菌感染による下痢の症状を鎮めることを目的として用いられる。
- ( a、b )
- ( a、c )
- ( a、d )
- ( b、d )
- ( c、d )
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
d こちらも頻出の成分です。マルツエキスは便秘薬で、かつ乳幼児も使用できるのがポイントです。
acは正しいです。
参考になった数50
この解説の修正を提案する
02
a.正
ケツメイシはハブ茶の原料にもなります。
b.誤
次硝酸ビスマスは収斂成分で、粘膜表面のタンパク質と結合して被膜を作り、粘膜保護作用を示します。
牛乳アレルギーの者に使用してはいけないのは、タンニン酸アルブミンです。
c.正
ビフィズス菌は大腸において増殖し、腸内細菌のバランスを整えます。
d.誤
マルツエキスは乳幼児にも使える便秘薬です。
また、麦芽糖を含むため、乳幼児の栄養補給などにも使われています。
参考になった数14
この解説の修正を提案する
03
a 正
ケツメイシは、整腸成分です。
整腸や緩下作用を期待して用いられます。
b 誤
次硝酸ビスマスは、止瀉成分です。
腸粘膜のタンパク質と結合して、不溶性の膜をつくり腸粘膜を引き締める作用があります。
感染性の下痢への使用と、長期連用は避けます。
問題の文章は、同作用成分のタンニン酸アルブミンの説明です。
c 正
ビフィズス菌は、整腸成分です。
腸内細菌のバランスを整えるほかの成分として、アシドフィルス菌やラクトミン、酪酸菌などがあります。
d 誤
マルツエキスは、瀉下薬に用いられる成分です。
麦芽糖を60%以上含んだ水飴状で、乳幼児の便秘に用いられます。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
前の問題(問71)へ
平成29年度(東京都)問題一覧
次の問題(問73)へ