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登録販売者の過去問 平成30年度 医薬品の適正使用と安全対策 問108

問題

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プソイドエフェドリン塩酸塩を含有する内服用の一般用医薬品の添付文書等における「次の人は使用(服用)しないこと」に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a  喘(ぜん)息発作を誘発するおそれがあるため、ぜんそくを起こしたことがある人は服用しないよう記載されている。
b  胃液の分泌が亢(こう)進し、胃潰瘍の症状を悪化させるおそれがあるため、胃潰瘍の診断を受けた人は服用しないよう記載されている。
c  心臓病の症状を悪化させるおそれがあるため、心臓病の診断を受けた人は服用しないよう記載されている。
d  肝臓でグリコーゲンを分解して血糖値を上昇させる作用があり、糖尿病を悪化させるおそれがあるため、糖尿病の診断を受けた人は服用しないよう記載されている。
   1 .
(a、b)
   2 .
(a、c)
   3 .
(b、c)
   4 .
(b、d)
   5 .
(c、d)
( 登録販売者試験 平成30年度 医薬品の適正使用と安全対策 問108 )
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この過去問の解説 (3件)

23
解答:5

a.誤
プソイドエフェドリン塩酸塩は交感神経を刺激し、血管を収縮することで鼻閉などを改善します。喘息発作を誘発させるという記載はありません。

b.誤
このような記載はありません。交感神経が興奮すると通常、胃液は減少します。

c.正
交感神経が興奮すると、血圧が上昇したり、頻脈を起こす副作用があり、心臓病の症状などを悪化させることがあります。

d.正
他にも前立腺肥大による排尿困難の症状がある場合は、使用を避けるようにします。

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15
a プソイドエフェドリン塩酸塩は、アドレナリン作動成分です。
粘膜の血管を収縮させる作用がありますが、喘息の誘引にはなりません。

b アドレナリン作動成分は中枢神経系に対する作用が強くなります。
交感神経系に対する刺激作用によって、胃液が減少することは考えられます。

c 正しいです。

d 正しいです。

プソイドエフェドリン塩酸塩は、他のアドレナリン作動成分に比べて、中枢神経系に対する作用が強く、副作用として不眠や神経過敏があらわれることがあります。

また、心臓血管系や、肝臓でのエネルギー代謝への影響も生じやすくなっています。
心臓病のほか、高血圧、糖尿病、甲状腺機能障害の診断を受けた人や、前立腺肥大による排尿困難の症状がある人は、使用を避ける必要があります。

他のアドレナリン作動成分では、「注意・相談すること」となっている記載ですが、プソイドエフェドリン塩酸塩は、「使用を避ける」となっていることに注意が必要です。

3

正解:5 (c d)

プソイドエフェドリン塩酸塩を含有する内服用の一般用医薬品に関する組み合わせ問題

プソイドエフェドリン塩酸塩はアドレナリン作動成分です。鼻粘膜の充血を和らげたり、気管や気管支を拡張したりする効果が期待されています。交感神経系に対して刺激が強く、心臓病・高血圧・糖尿病などの症状がある人は使用を避ける必要があります。

a 誤:喘息は、アスピリンなどの解熱鎮痛成分によって起こります。

b 誤:問題文は、解熱鎮痛成分であるイブプロフェンに関する記述です。

c 正:問題文の通りです。

d 正:問題文の通りです。アドレナリン作動成分には、血糖値を上昇させる作用があります。

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