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登録販売者の過去問 令和2年度 主な医薬品とその作用 問91

問題

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みずむし・たむし用薬の配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a  ミコナゾール硝酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、細胞膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える。
b  テルビナフィン塩酸塩は、菌の呼吸や代謝を妨げることにより、皮膚糸状菌の増殖を抑える。
c  シクロピロクスオラミンは、患部を酸性にすることで、皮膚糸状菌の発育を抑える。
d  生薬成分として、モクキンピ(アオイ科のムクゲの幹皮を基原とする生薬)のエキスは、皮膚糸状菌の増殖を抑える作用を期待して用いられる。
   1 .
(a、b)
   2 .
(a、c)
   3 .
(a、d)
   4 .
(b、c)
   5 .
(c、d)
( 登録販売者試験 令和2年度 主な医薬品とその作用 問91 )
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この過去問の解説 (3件)

10

a 正

ミコナゾール硝酸塩は、イミダゾール系の成分です。

同成分でほかにオキシコナゾール硝酸塩やビホナゾールなどがありますが、どれかのイミダゾール系成分でかぶれた場合は、ほかの同成分の使用を避ける必要があります。

b 誤

テルビナフィン塩酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げます。

問題文の説明は、ピロールニトリンです。

c 誤

シクロピロクスオラミンは、細胞膜に作用して、増殖や生存のために必要な物質の輸送機能を妨げる作用があります。

問題文の説明は、ウンデシレン酸です。

d 正

モクキンピにしかない効果が期待できる生薬です。

皮膚糸状菌の増殖を抑えるというのがポイントです。

付箋メモを残すことが出来ます。
6

正解は 3 です。

a:正  ミコナゾール硝酸塩はイミダゾール系抗真菌成分です。

イミダゾール抗真菌成分には、他にオキシコナゾール硝酸塩、スルコナゾール硝酸塩などがあります。

b:誤  テルビナフィン塩酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜の構成成分の産生を妨げ、その増殖を抑えます。

菌の呼吸や代謝を妨げることにより、皮膚糸状菌の増殖を抑えるのはピロールニトリンです。

c:誤  シクロピロクスオラミンは、皮膚糸状菌の細胞膜に作用して、増殖・生存に必要な物質の輸送機能を妨げ、増殖を抑えます。

患部を酸性にすることで、皮膚糸状菌の発育を抑えるのは、ウンデレシン酸、ウンデレシン酸亜鉛です。

d:正  モクキンピは、殺虫作用が強いことから、白癬や疥癬などの治療に外用薬としてよく用いられています。

2

正解→3

a)正


b)誤

テルビナフィン塩酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜を作る成分が産生するのを防ぐことで、菌の増殖を抑える効果があります。


c)誤

問題の説明文はウンデシレン酸、ウンデシレン酸亜鉛のものです。

シクロピロクスオラミンは、皮膚糸状菌の細胞膜に作用して菌の増殖に必要な成分が輸送されないように働きます。


d)正

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