登録販売者の過去問
令和2年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問90
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問題
登録販売者試験 令和2年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問90 (訂正依頼・報告はこちら)
角質軟化薬及びにきび用薬の配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a ホモスルファミンは、細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を示す。
b クロラムフェニコールは、細菌のタンパク質合成を阻害することにより抗菌作用を示す。
c 尿素は、角質層の水分保持量を高め、皮膚の乾燥を改善することを目的として用いられる。
d バシトラシンは、皮膚の角質層を構成するケラチンを変質させることにより、角質軟化作用を示す。
a ホモスルファミンは、細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を示す。
b クロラムフェニコールは、細菌のタンパク質合成を阻害することにより抗菌作用を示す。
c 尿素は、角質層の水分保持量を高め、皮膚の乾燥を改善することを目的として用いられる。
d バシトラシンは、皮膚の角質層を構成するケラチンを変質させることにより、角質軟化作用を示す。
- (a、b)
- (a、c)
- (b、c)
- (b、d)
- (c、d)
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この過去問の解説 (3件)
01
正解→3
a)誤
ホモスルファミンは、サルファ剤に分類される抗菌成分です。
DNAの合成を阻止することで抗菌作用があります。
b)正
c)正
d)誤
バシトラシンは、細胞の細胞壁を破壊することで抗菌作用を示します。
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02
a 誤
ホモスルファミンは、サルファ剤です。
細菌のDNA合成を阻害する抗菌作用があり、連用はしないようにします。
同成分として、スルファジアジンやスルフイソキサゾールなどがあります。
b 正
クロラムフェニコールは、抗菌作用をもつ成分です。
にきびや吹出物の症状改善に用いられます。
c 正
尿素は、保湿成分です。
そのほかの保湿成分として、グリセリンやワセリンなどがあります。
d 誤
バシトラシンは、細胞壁合成を阻害する抗菌作用です。
問題文の説明は、イオウです。
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03
正解は 3 です。
a:誤 ホモスルファミンは、細菌のDNA合成を阻害することにより、抗菌作用を示すサルファ剤です。
同じ作用と特徴を持つサルファ剤には、ホモスルファミンのほか、スルファジアジン、スルフイソキキサゾールがあります。
b:正 同じ作用と特徴を持つ成分に、硫酸フラジオマイシンがあります。
c:正 同じ作用と特徴を持つ成分に、グリセリン、白色ワセリン、オリブ油、ヘパリン類似物質があります。
d:誤 バシトラシンは、細菌の細胞壁合成を阻害することにより、抗菌作用を示します。
皮膚の角質層を構成するケラチンを変質させ、角質軟化作用を示す成分は、イオウです。
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