登録販売者の過去問
平成25年度(地域2)
医薬品の適正使用・安全対策 問115

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問題

登録販売者試験 平成25年度(地域2) 医薬品の適正使用・安全対策 問115 (訂正依頼・報告はこちら)

次の漢方処方製剤のうち、インターフェロン製剤との併用例において間質性肺炎が報告され、厚生省(当時)より関係製薬企業に対して緊急安全性情報の配布が指示されたものはどれか。
  • 麻黄湯
  • 葛根湯
  • 小柴胡湯
  • 当帰芍薬散

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

インターフェロン製剤は、C型肝炎の治療に使われる薬です。

1991年4月以降、小柴胡湯による間質性肺炎については使用上の注意事項に記載されていました。

その後、インターフェロン製剤との併用例による間質性肺炎が報告されたことから、1994年1月、インターフェロン製剤との併用を禁忌とする使用上の注意の改訂がなされました。

しかし、それ以降も慢性肝炎患者が小柴胡湯を使用して間質性肺炎が発症。死亡を含む事例もあったことから、1996年3月問題文にあるように緊急安全情報の配布が指示されました。

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02

3番が正解です。

インターフェロン製剤とは医師の使う注射剤で、肝炎の薬です。
慢性肝炎の患者が小柴胡湯を使用したことにより、間質性肺炎が発症して、死亡や重篤な転帰に至った例があります。

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03

正解は3です。

1994年1月に、インターフェロン製剤との併用を禁忌とする旨の使用上の注意の改訂がなされましたが、それ以降も慢性肝炎患者が小柴胡湯を使用して間質性肺炎が発症したことから、1996年3月に緊急安全性情報の配布が指示されました。

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