登録販売者の過去問
平成25年度(地域1)
主な医薬品とその作用 問90
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問題
登録販売者試験 平成25年度(地域1) 主な医薬品とその作用 問90 (訂正依頼・報告はこちら)
みずむし・たむし用薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しいものはどれか。
- 一般的に、湿潤している患部には液剤が適し、皮膚が厚く角質化している部分には、軟膏又はクリームが適すとされる。
- クロトリマゾールは、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、細胞膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える。
- ウンデシレン酸は、患部を酸性にすることで、皮膚糸状菌の発育を抑える。
- みずむし・たむし用薬を2週間位使用しても症状が良くならない場合には、別のみずむし・たむし用薬に切り換えるとよい。
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この過去問の解説 (3件)
01
みずむし・たむしは表在性真菌感染症に区分される病気です。皮膚糸状菌(白癬菌)が皮膚に寄生することによって起こります。
誤っているものについては以下のとおりです。
1→浸潤している患部には軟膏・クリーム、角質化している部分には液剤が適します。
4→症状がよくならない場合は、医療機関への受診を勧めるのが適切です。他の皮膚感染症の可能性や、抗菌成分に対する耐性の可能性があるからです。
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02
水虫薬を使用する場合、一般的に、湿潤している患部には、
軟膏またはクリーム剤が適するとされています。
液剤は有効成分の浸透性が高い一方で患部に対する刺激が強いためです。
皮膚が厚く角質化している部分には液剤が適しています。
また、みずむしたむし用薬を2週間くらい使用しても症状が良くならない場合は
早めに医療機関の受診をすすめることが望ましいです。
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03
湿潤している患部には液剤→軟膏またはクリーム
皮膚が厚く角質化している部分→液剤が正しい説明です。
2)正
3)正
4)誤
2週間位使用しても症状が良くならない場合には、医療機関の受診が正しいです。
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