登録販売者の過去問
平成26年度(地域1)
主な医薬品とその作用 問50

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問題

登録販売者試験 平成26年度(地域1) 主な医薬品とその作用 問50 (訂正依頼・報告はこちら)

フェルビナクに関する記述について、誤っているものはどれか。
  • 鎮痛等を目的として、筋肉痛、関節痛、打撲等に用いられる。
  • 皮膚の下層にある骨格筋や関節部まで浸透してプロスタグランジンの産生を抑える作用を示す。
  • 殺菌作用はないため、皮膚感染症に対しては効果がない。
  • 抗ヒスタミン成分として配合される。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4

1.正しい
 フェルビナクは打撲痛や関節痛、筋肉痛などに用いられる成分です。


2.正しい
 細胞膜内発生したでプロスタグランジンが痛みのもととなり、炎症を引き起こします。
 フェルビナクは深層部まで浸透し、プロスタグランジンの生成を抑制します。


3.正しい
 フェルビナクには殺菌作用はありません。鎮痛消炎成分です。


4.誤り
 抗ヒスタミン成分ではありません。鎮痛消炎成分です。

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02

正解は4です。

1→ フェルビナクは、抗炎症作用を含む外用薬で、筋肉痛、関節痛、打撲等の症状を和らげるために用いられます。

2→ 有効成分が皮膚から患部へと浸透し、炎症を引き起こすプロスタグランジンの生成を阻む役割があります。

3→ フェルビナクに殺菌作用はありません。

4→ 非ステロイド性抗炎症成分として配合されます。

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03

4が正解です。

a.フェルビナクやインドメタシンときたら
 基本湿布薬です。
 この2種類は市販されている湿布のほとんどを占めます。
 しっかり覚えておきましょう。

b.骨格筋や関節部まで浸透してプロスタグランジンの産生を抑える作用を示します。
2週間以上の使用や、15歳未満の使用は禁止(インドメタシンは11歳)です。

c.フェルビナクは非ステロイドで殺菌作用はありません。
 プレドニゾロンあたりになると、
 免疫が下がるので殺菌どころか悪化します。
 水虫、たむし、化膿部位にも使用不可です。

d.抗ヒスタミン成分ではありません。
 喘息をおこしたことがある方には禁止です。
 これは絶対です。

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