登録販売者の過去問
平成26年度(地域1)
主な医薬品とその作用 問53

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問題

登録販売者試験 平成26年度(地域1) 主な医薬品とその作用 問53 (訂正依頼・報告はこちら)

歯槽膿漏薬(内服薬)に含まれている成分と配合目的に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。


a  炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用のほか、歯肉炎に伴う口臭を抑える効果も期待して、銅クロロフィリンナトリウムが配合されている場合がある。

b  炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用を期待して、血液の凝固機能を正常に保つ働きがあるビタミンEが配合されている場合がある。

c  毛細血管を強化し、炎症による腫れや出血を抑える効果を期待して、ビタミンCが配合されている場合がある。

d  歯周組織の血行を促す効果を期待して、ビタミンK1が配合されている場合がある。
  • a 正   b 誤   c 正   d 誤
  • a 誤   b 正   c 正   d 誤
  • a 誤   b 誤   c 正   d 正
  • a 正   b 正   c 誤   d 誤
  • a 正   b 誤   c 誤   d 正

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この過去問の解説 (3件)

01

歯槽膿漏薬(内服薬)に含まれている成分と配合目的について、
・炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用のほか、歯肉炎に伴う口臭を抑える効果も期待して、銅クロロフィリンナトリウムが配合されている場合があります。
・炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用を期待して、カルバゾクロムが配合されている場合があります。
・毛細血管を強化し、炎症による腫れや出血を抑える効果を期待して、ビタミンCが配合されている場合があります。
・歯周組織の血行を促す効果を期待して、ビタミンEが配合されている場合があります。
となります。

よって、
1は問題文の通りなので正しい。
2は「血液の凝固機能を正常に保つ働きがあるビタミンE」が「カルバゾクロム」となり間違い。
3は問題文の通りなので正しい。
4は「ビタミンK1」が「ビタミンE」となり間違い。
となるので、1が正解です。

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02

b.炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用を期待して、カルバゾクロムが配合されている場合があります。

d.歯周組織の血行を促す効果を期待して、ビタミンEが配合されている場合があります。

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03

1が正解です。

a.正:他に抗炎症成分としてリゾチームがあります。(鶏卵アレルギーの方は禁止)

b.誤:これはカルバゾクロムです。
 似た働きでフィトナジオン(ビタミンK1)があります。

c.正:ビタミンCはコラーゲン代謝を改善して組織修復を助け、
 止血効果があります。

d.誤:ビタミンEは血行促進。
 しっかり覚えましょう。

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