登録販売者の過去問
平成26年度(地域1)
人体の働きと医薬品 問77

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

登録販売者試験 平成26年度(地域1) 人体の働きと医薬品 問77 (訂正依頼・報告はこちら)

脳や神経系に関する記述について、正しいものはどれか。
  • 中枢神経系は脳を中心とする神経系で、脊髄は含まない。
  • 脳におけるブドウ糖の消費量は全身の1%以下と少ない。
  • 脳の血管は末梢に比べて物質の透過に関する選択性が低い。
  • 小児では、血液脳関門が未発達であるため、循環血液中に移行した医薬品の成分が脳の組織に達しやすい。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

1…誤りです。
中枢神経系は脳と脊髄から構成されています。

2…誤りです。
脳におけるブドウ糖の消費量は全身の「約25%」です。

3…誤りです。
脳の血管は末梢に比べて物質の透過に関する選択性が「高い」です。そのため、タンパク質などの大分子や小分子でもイオン化した物質は、血液中から脳の組織へ移行しにくいです。

4…正しいです。
血液脳関門とは、脳の毛細血管が中枢神経の間質液環境を血液内の組成変動から保護するように働く機能です。

参考になった数40

02

a.中枢神経系は脳と脊髄から構成されます。
b.脳では、全身の約25%のブドウ糖が消費されます。
c.脳の血管は末梢に比べて物質の透過に関する選択性が高くなります。

参考になった数11

03

4が正解です。

1.中枢神経・・・脳と脊髄
 末梢神経・・・脊髄から体の各部分への神経
 非常に出題されやすいのでしっかり暗記しましょう。

2.脳の重さ(体重の5%)
 心拍量(全体の15%)
 酸素(全体の20%)
 糖分消費量(全体の25%)です。

3.選択性が高い=血液脳関門がある
 なんでも脳血管に入るわけではないです。

4.小児は副作用を起こしやすいです。

参考になった数10