登録販売者の過去問
平成26年度(地域1)
薬事に関する法規と制度 問87
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問題
登録販売者試験 平成26年度(地域1) 薬事に関する法規と制度 問87 (訂正依頼・報告はこちら)
化粧品の効能効果の範囲に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 頭皮、毛髪をすこやかに保つ。
b 肌荒れを防ぐ。
c 皮膚を修復する。
d 爪を保護する。
a 頭皮、毛髪をすこやかに保つ。
b 肌荒れを防ぐ。
c 皮膚を修復する。
d 爪を保護する。
- a 誤 b 正 c 正 d 誤
- a 正 b 誤 c 正 d 誤
- a 正 b 正 c 誤 d 正
- a 正 b 誤 c 誤 d 誤
- a 誤 b 誤 c 誤 d 誤
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この過去問の解説 (3件)
01
化粧品は、あくまで「人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つ」の範囲内においてのみ効能効果を表示・標榜することが認められています。
化粧品の効能効果の範囲には(1)~(56)までがあります。
(1) 頭皮、毛髪を清浄にする。
(2) 香りにより毛髪、頭皮の不快臭を抑える。
(3) 頭皮、毛髪をすこやかに保つ。
(4) 毛髪にはり、こしを与える。
(5) 頭皮、毛髪にうるおいを与える。
(6) 頭皮、毛髪のうるおいを保つ。
(7) 毛髪をしなやかにする。
(8) クシどおりをよくする。
(9) 毛髪のつやを保つ。
(10)毛髪につやを与える。
(11)フケ、カユミがとれる。
(12)フケ、カユミを抑える。
(13)毛髪の水分、油分を補い保つ。
(14)裂毛、切毛、枝毛を防ぐ。
(15)髪型を整え、保持する。
(16)毛髪の帯電を防止する。
(17)(汚れをおとすことにより)皮膚を清浄にする。
(18)(洗浄により)ニキビ、アセモを防ぐ(洗顔料)。
(19)肌を整える。
(20)肌のキメを整える。
(21)皮膚をすこやかに保つ。
(22)肌荒れを防ぐ。
(23)肌をひきしめる。
(24)皮膚にうるおいを与える。
(25)皮膚の水分、油分を補い保つ。
(26)皮膚の柔軟性を保つ。
(27)皮膚を保護する。
(28)皮膚の乾燥を防ぐ。
(29)肌を柔らげる。
(30)肌にはりを与える。
(31)肌にツヤを与える。
(32)肌を滑らかにする。
(33)ひげを剃りやすくする。
(34)ひげそり後の肌を整える。
(35)あせもを防ぐ(打粉)。
(36)日やけを防ぐ。
(37)日やけによるシミ、ソバカスを防ぐ。
(38)芳香を与える。
(39)爪を保護する。
(40)爪をすこやかに保つ。
(41)爪にうるおいを与える。
(42)口唇の荒れを防ぐ。
(43)口唇のキメを整える。
(44)口唇にうるおいを与える。
(45)口唇をすこやかにする。
(46)口唇を保護する。 口唇の乾燥を防ぐ。
(47)口唇の乾燥によるカサツキを防ぐ。
(48)口唇を滑らかにする。
(49)ムシ歯を防ぐ(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
(50)歯を白くする(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
(51)歯垢を除去する(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
(52)口中を浄化する(歯みがき類)。
(53)口臭を防ぐ(歯みがき類)。
(54)歯のやにを取る(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
(55)歯石の沈着を防ぐ(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
(56)乾燥による小ジワを目立たなくする。
よって、
a…「頭皮、毛髪をすこやかに保つ。」は(3)
b…「肌荒れを防ぐ。」は(22)
d…「爪を保護する。」は(39)
c…「皮膚を修復する。」は効能効果の範囲にありません。
参照元:厚生労働省HP「試験問題作成に関する手引き(平成30年3月)」
(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html)
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02
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03
a 正
化粧品の目的として、毛髪を健やかに保つということがあります。
b 正
化粧品の目的として、皮膚を健やかに保つということがあります。
c 誤
化粧品には、医薬品的な効能効果の表示は一切認められていません。
d 正
化粧品には、人の身体を清潔にし、美化するということがあります。
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