登録販売者の過去問
平成29年度(東京都)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問7

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

登録販売者試験 平成29年度(東京都) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問7 (訂正依頼・報告はこちら)

医薬品の不適正な使用と有害事象に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
 
a 小児への使用を避けるべき医薬品を「 子供だから大人用のものを半分にして飲ませればよい 」として服用させるなど、安易に医薬品を使用する場合には、有害事象につながる危険性が高い。

b 薬物依存は、一度形成されても、そこから離脱することは容易である。

c 一般用医薬品は、乱用を繰り返しても、臓器障害等は生じない。

d 医薬品の不適正な使用は、概ね、使用する人の誤解や認識不足に起因するものと医薬品を本来の目的以外の意図で使用するものに大別される。
  • ( a、b )
  • ( a、c )
  • ( a、d )
  • ( b、c )
  • ( b、d )

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

解答:3

a.正
子供は大人に比べて、身体の大きさに対して腸が長く医薬品の吸収率が高くなる傾向があるため、薬物の影響を受けやすくなっています。

b.誤
薬物依存から離脱することは、容易なことではないため、依存にならないことが重要です。

c.誤
一般用医薬品でも、乱用を繰り返せば、肝障害などの臓器障害を起こす可能性があります。

d.正
使用する人の誤解や認識不足を起こさないよう、販売時の説明は重要となってきます。

参考になった数7

02

易しい問題なので正解したいところです。
b 薬物依存は、離脱することは容易でありません。
c 一般用医薬品でも乱用を繰り返せば、臓器障害等の可能性があります。

参考になった数7

03

正しいものの組み合わせは3です。

a~dの各文については以下のとおりです。

a.正しいです。文のとおりです。

例えば、アスピリンが含まれている薬に関しては

「外国において、ライ症候群の発症との関連が示唆されているため」

15歳未満の小児では使用しないこととなっています。

他にもこのような薬があり、量を半分にしたからいい

というものではありません。

b.誤りです。離脱することは容易ではありません。

麻薬取締法違反で捕まった人が同じことを

何度も繰り返す報道からもわかるかと思います。

c.誤りです。

正しい服用方法を行っていても、

長期間の使用で薬剤性の肝障害などを起こすことがあります。

乱用であればなおさら、その危険性があります。

d.正しいです。文のとおりです。

参考になった数2