登録販売者の過去問
平成29年度(東京都)
人体の働きと医薬品 問26

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問題

登録販売者試験 平成29年度(東京都) 人体の働きと医薬品 問26 (訂正依頼・報告はこちら)

目に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a 結膜には光を受容する細胞( 視細胞 )が密集していて、個々の視細胞は神経線維につながり、それが束になって眼球の後方で視神経となる。

b ビタミンAが不足すると夜間視力の低下(夜盲症)を生じることがある。

c 眼瞼は、皮下組織が少なく薄くできているため、内出血や裂傷を生じやすく、また、むくみ( 浮腫 )等、全身的な体調不良( 薬の副作用を含む )の症状が現れやすい部位である。

d 涙腺は、上眼瞼の裏側にある分泌腺で、リンパ液から涙液を産生する。
  • ( a、b )
  • ( a、c )
  • ( a、d )
  • ( b、c )
  • ( b、d )

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この過去問の解説 (3件)

01

a 結膜ではなく網膜が正しいです。
目、眼球の図解を書いてみて、理解を深めるのが早いです。
d リンパ液ではなく、血漿から涙液を産生します。

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02

答:4

a:誤  結膜が誤りです。正しくは網膜です。

b:正  色を識別する細胞が錐体細胞、わずかな光に反応するのが桿体細胞です。桿体細胞が光を感じるにはビタミンAが不可欠です。

c:正  素早くまばたき運動ができるよう、皮下組織が少なく薄くできています。

d:誤  リンパ液が誤りです。正しくは血漿から涙液を産生する、です。

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03

正解:4 (b c)

目に関する組み合わせ問題

a 誤:問題文は、「結膜」を「網膜」に置き換えると正しい文章になります。

b 正:問題文の通りです。視細胞のうち桿体細胞は暗所で働くことができますが、桿体細胞に含まれる光受容色素ロドプシンはビタミンAによって構成されているため、ビタミンAの不足は夜間視力の低下につながります。

c 正:問題文の通りです。眼瞼とは、まぶたのことです。

d 誤:問題文は、「リンパ液」を「血しょう」に置き換えると正しい文章になります。

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