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登録販売者の過去問 平成29年度 主な医薬品とその作用 問64

問題

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解熱鎮痛薬の配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a アセトアミノフェンは、主として中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらすため、末梢における抗炎症作用は期待できない分、他の解熱鎮痛成分のような胃腸障害は少なく、空腹時に服用できる製品もある。

b ボウイは、フトミミズ科のPheretima aspergillum Perrier又はその近縁動物の内部を除いたものを基原とする生薬で、古くから「 熱さまし 」として用いられてきた。

c イブプロフェンは、アスピリンに比べて胃腸への悪影響が少ないことから、一般用医薬品として、小児向けの製品もある。

d イソプロピルアンチピリンは、現在、一般用医薬品で唯一のピリン系解熱鎮痛成分である。
   1 .
( a、b )
   2 .
( a、d )
   3 .
( b、c )
   4 .
( b、d )
   5 .
( c、d )
( 登録販売者試験 平成29年度 主な医薬品とその作用 問64 )
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この過去問の解説 (3件)

68
テレビCMでよく見たり、馴染みのあるといえる解熱鎮痛剤の出題です。
a 正しいです。アセトアミノフェンときたら「末梢における抗炎症作用は期待できない」とおぼえておきましょう。
b ボウイではなく、ジリュウ(地竜)が正しいです。熱さまし、フトミミズ、ジリュウとおぼえておきましょう。
c イブプロフェンは、一般用医薬品では小児向けの製品はありませんので、誤りです。基本問題かつよく出題されますので、おさえておきましょう。
d こちらもよく出題される基本かつ頻出問題です。イソプロピルアンチピリンは一般用医薬品で唯一のピリン系です。

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6
解答:2

a.正
アセトアミノフェンは小児にも安全に使用できる解熱鎮痛成分です。

b.誤
ボウイは、フトミミズ科ではなくツヅラフジ科で、茎及び根茎を使用します。

c.誤
イブプロフェンはいかなる場合でも、小児に対しては使用しません。

d.正
イソプロピルアンチピリンは薬疹に注意が必要です。

1

a 正

アセトアミノフェンには、抗炎症成分はほとんどありません。

ACE処方で多く用いられます。

ACE処方とは、アセトアミノフェン・カフェイン・エテンザミドを合わせたものです。

b 誤

ボウイは、ツヅラフジ科のオオツヅラフジの蔓性の茎や根茎を基原とする生薬です。

鎮痛作用や利尿作用があり、日本薬局方では煎薬として筋肉痛や神経痛、関節痛に用いられます。

c 誤

イブプロフェンは、一般用医薬品では15歳未満の小児用はありません。

イブプロフェン以外に、アスピリンとサザピリンも、15歳未満の服用はしません。

d 正

イソプロピルアンチピリンは、解熱鎮痛作用は比較的強く、抗炎症作用は弱いので、ほかの解熱鎮痛成分と組み合わせて配合されることが多いです。

服用の際は、ピリン疹に注意が必要です。

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