登録販売者の過去問
平成30年度(東京都)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問4

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問題

登録販売者試験 平成30年度(東京都) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

医薬品の副作用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  世界保健機関(WHO)の定義によれば、医薬品の副作用とは、「疾病の予防、診断、治療のため、又は身体の機能を正常化するために、人に通常用いられる量で発現する医薬品の有害かつ意図しない反応」とされている。
b  眠気や口渇等の比較的よく見られる症状は、副作用といわない。
c  一般用医薬品の使用においては、通常は、その使用を中断することによる不利益よりも、重大な副作用を回避することが優先される。
d  医薬品を使用する人が副作用をその初期段階で認識することにより、副作用の種類に応じて速やかに適切に処置し、又は対応し、重篤化の回避が図られることが重要である。
  • a:誤  b:正  c:誤  d:正
  • a:誤  b:誤  c:正  d:誤
  • a:正  b:誤  c:正  d:正
  • a:正  b:誤  c:誤  d:正
  • a:正  b:正  c:誤  d:誤

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この過去問の解説 (4件)

01

解答:3です

a.正しい
WHOはWorld Health Organizationの略で、国連の専門機関です。

b.誤り
眠気や口渇は比較的よくみられる副作用です。
眠気が原因で自動車事故を起こしたり、口渇が原因で虫歯になったりと、事故や疾病を引き起こす可能性があるため、注意喚起が必要です。

c.正しい
副作用が疑われる場合は、中止することが基本です。特に重大な副作用の一つであるアレルギー反応では、直ちに中断し、受診する必要があります。

d.正しい
服用者が、予想される副作用の初期症状の説明を受けることによって、重篤な副作用などを回避できる可能性があるので、販売時の専門家の関与は重要です。

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02

答:3

a:正  有害かつ意図しない、つまり目的以外の反応で好ましくないもの(有害事象)です。  

b:誤  眠気や口渇等も副作用に含まれます。

c:正  副作用の兆候が現れたときには基本的に使用を中止することとされています。

d:正  医薬品が人体に及ぼす作用は、すべてが解明されているわけではないので、注意して使用しても副作用が生じることがあります。そのため、初期段階での適切な対応が重要となります。

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03

正解は 3 です。

a:正

世界保健機関(WHO)とは、国際連合の専門機関の1つで、1948年に設立され、保険事業の指導、衛生条約の提案、情報・援助の交換などを行います。

b:誤

副作用は、眠気や口渇等の比較的よく見られるものから、日常生活に支障をきたすような健康被害を生じる重大なものまでさまざまです。

c:正

重大な副作用を回避するため、副作用の兆候が現れたときには使用を中断するのが基本です。

d:正

副作用は容易に異変を自覚できるものばかりでなく、血液や内臓機能への影響などのように、すぐに明確な自覚症状として現れないこともあります。

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04

正解:3 正 誤 正 正

医薬品の副作用に関する正誤問題

a 正:問題文の通りです。

b 誤:眠気や口渇等は、副作用の代表例です。

c 正:問題文の通りです。重大な副作用が起こる兆候が現れた時には、直ちに医薬品の使用を禁止して医師や薬剤師などに相談することが大切です。

d 正:問題文の通りです。

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