登録販売者の過去問
平成30年度(東京都)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問3
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問題
登録販売者試験 平成30年度(東京都) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
医薬品のリスク評価に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 少量の投与でも長期投与されれば、慢性的な毒性が発現する場合もある。
b 医薬品の投与量と効果の関係は、薬物用量を増加させるに伴い、効果の発現が検出されない「無作用量」から、最小有効量を経て「治療量」に至る。
c 医薬品については、食品と同一の安全性基準が要求されている。
d 医薬品の効果とリスクは、薬物曝露時間と曝露量との積で表現される用量‐反応関係に基づいて評価される。
a 少量の投与でも長期投与されれば、慢性的な毒性が発現する場合もある。
b 医薬品の投与量と効果の関係は、薬物用量を増加させるに伴い、効果の発現が検出されない「無作用量」から、最小有効量を経て「治療量」に至る。
c 医薬品については、食品と同一の安全性基準が要求されている。
d 医薬品の効果とリスクは、薬物曝露時間と曝露量との積で表現される用量‐反応関係に基づいて評価される。
- a:正 b:正 c:誤 d:正
- a:正 b:誤 c:正 d:誤
- a:正 b:正 c:正 d:正
- a:誤 b:誤 c:正 d:正
- a:誤 b:正 c:誤 d:誤
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この過去問の解説 (4件)
01
a.正しい
少量でも慢性的な服用により毒性が発生することがあります。特に小児や高齢者などは、医薬品の作用が強く現れることがあるため、注意が必要です。
b.正しい
さらに服用用量が増えると「中毒量」になり、副作用などが強く現れることがあります。
c.誤り
医薬品は食品とは異なり、効能・効果を表示することができ、また用法・用量を間違えると毒にもなるため、高い安全性が求められます。
d.正しい
医薬品の効果とリスクは、暴露時間と量のかけ算で表されるため、用法・用量を守ることが大切です。
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02
a:正 少量投与でも長期にわたれば、毒性が発現する場合もあります。
また、少量でも発がん作用や臓器機能不全などを生じる場合もあります。
b:正 「無作用量」から「治療量」に至り、さらに「中毒量」、
「最小致死量」を経て「致死量」に至ります。
c:誤 医薬品は、人の生命や健康に密接に関連するものであるため、食品などよりもはるかに厳しい安全性基準が要求されています。
d:正 薬物曝露時間とは、薬に曝されている時間です。薬に曝されている時間(薬物曝露時間)と薬の量(曝露量)の積が用量 ‐ 反応関係です。
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03
正解は 1 です。
a:正
医薬品は、少量の投与でも発がん作用、胎児毒性や組織・臓器の機能不全などを生じる場合があります。
b:正
薬物用量を増加させるに伴い、効果の発現が検出されない「無作用量」から、最小有効量を経て「治療量」に至ります。そして、治療量上限を超えると「中毒量」となり、最小致死量を経て「致死量」に至ります。
c:誤
医薬品と食品の安全性基準は同一ではありません。
d:正
医薬品の使用には、保健衛生上のリスクが伴います。一般用医薬品は、医療用医薬品に比べて相対的にリスクが低いといえますが、適正な使用が図られる必要があります。
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04
正解:1 正 正 誤 正
医薬品のリスク評価に関する正誤問題
a 正:問題文の通りです。
b 正:問題文の通りです。
c 誤:医薬品には、食品よりもはるかに厳しい安全性基準が求められています。
d 正:問題文の通りです。
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