登録販売者の過去問
平成30年度(東京都)
人体の働きと医薬品 問30
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問題
登録販売者試験 平成30年度(東京都) 人体の働きと医薬品 問30 (訂正依頼・報告はこちら)
骨格系及び筋組織に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 骨は生きた組織であるが、身体の成長が停止した後では、骨形成は起こらず、骨吸収だけが進行する。
b 骨組織を構成する無機質は、炭酸カルシウムやリン酸カルシウム等の石灰質からなる。
c 筋組織は、筋細胞と結合組織からできているのに対して、腱(けん)は結合組織のみでできている。
d 骨格筋は、横紋筋とも呼ばれ、収縮力が強く、自分の意識どおりに動かすことができる随意筋である。
a 骨は生きた組織であるが、身体の成長が停止した後では、骨形成は起こらず、骨吸収だけが進行する。
b 骨組織を構成する無機質は、炭酸カルシウムやリン酸カルシウム等の石灰質からなる。
c 筋組織は、筋細胞と結合組織からできているのに対して、腱(けん)は結合組織のみでできている。
d 骨格筋は、横紋筋とも呼ばれ、収縮力が強く、自分の意識どおりに動かすことができる随意筋である。
- a:誤 b:正 c:誤 d:正
- a:正 b:誤 c:誤 d:正
- a:正 b:誤 c:誤 d:誤
- a:誤 b:誤 c:正 d:誤
- a:誤 b:正 c:正 d:正
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この過去問の解説 (4件)
01
a:誤 一生を通じて骨吸収と骨形成が行われます。吸収(破壊)と形成(修復)のバランスが崩れると、骨密度が低下します。
b:正 無機質は骨に硬さを与えます。
タンパク質などの有機質は骨の強靭さを保ちます。
c:正 腱に伸縮性があまりないのはこのためです。
d:正 随意筋は疲労しやすく、長時間動き続けることは難しいです。
随意筋とは逆に、自分の意志でコントロールできない筋組織を不随意筋といいます。
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02
a.誤
成長が止まったあとも、骨吸収と骨形成は続き、常に新しく生まれ変わります。
b.正
骨の単位体積あたりの無機質の量を骨密度といい、骨の硬さの指標になります。
c.正
腱は筋肉と骨をつなぐ丈夫な組織ですが、結合組織のみでできているので、伸縮性があまりありません。
d.正
骨格筋は自分の思い通りに動かすことができる随意筋です。自分の思い通りに動かすことができない不随意筋には心臓の筋肉や胃壁などの平滑筋があります。
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03
正解は 5 です。
a:誤
骨は生きた組織であり、身体の成長が停止した後でも、一生を通じて骨形成と骨吸収が繰り返されます。
b:正
骨は、身体各部の指示、臓器保護、運動、造血、貯蔵などの機能を持ちます。
c:正
骨格筋は、関節を構成する骨に腱(けん)を介してつながっています。腱は結合組織のみでできているため、伸縮性はあまりありません。
d:正
骨格筋は体性神経系(運動神経)に支配されています。疲労しやすく、その原因は、運動を続けることによりグリコーゲンが減少し、その代謝に伴って乳酸が蓄積し、筋組織の収縮性が低下するためです。
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04
正解:5 誤 正 正 正
骨格系及び筋組織に関する正誤問題
a 誤:骨形成(修復)と骨吸収(破壊)は、一生を通して行われています。
b 正:問題文の通りです。
c 正:問題文の通りです。腱にはあまり伸縮性はありません。
d 正:問題文の通りです。骨格筋は疲労しやすく、長い時間の動作は困難です。
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