登録販売者の過去問
平成30年度(東京都)
薬事に関する法規と制度 問43

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問題

登録販売者試験 平成30年度(東京都) 薬事に関する法規と制度 問43 (訂正依頼・報告はこちら)

要指導医薬品及び一般用医薬品に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  要指導医薬品は、厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて指定する。
b  第一類医薬品には、その副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害が生ずるおそれがあるすべての一般用医薬品が指定される。
c  第二類医薬品のうち、特別の注意を要するものとして厚生労働大臣が指定するものを指定第二類医薬品としている。
d  第三類医薬品は、副作用等により身体の変調や不調が起こるおそれのない一般用医薬品である。
  • a:正  b:正  c:誤  d:正
  • a:誤  b:正  c:正  d:誤
  • a:正  b:誤  c:誤  d:誤
  • a:正  b:誤  c:正  d:誤
  • a:誤  b:誤  c:誤  d:正

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この過去問の解説 (3件)

01

答:4

a:正  要指導医薬品とは、薬剤師の対面による情報の提供及び薬学的知見に基づく指導が行われることが必要なもので、インターネットでの販売は禁止されています。

b:誤  第一類医薬品は、その副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害が生ずるおそれがある医薬品のうち「その使用に関し特に注意が必要なものとして厚生労働大臣が指定するもの」です。

c:正  指定第2類医薬品は情報を提供するための設備から7m以内の範囲に陳列するよう規定されており、医薬品の直接の容器・被包に第②類医薬品又は第2⃣類医薬品と表示されています。

d:誤  第三類医薬品は保健衛生上のリスクが比較的低い医薬品とされますが、日常生活に支障を来す程度ではなくとも、副作用等により身体の変調・不調が起こるおそれはあります。

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02

a 正しいです。
スイッチ直後医薬品のように、その効能や効果において人体に対する作用が著しくないものであり、薬剤師などの医療関係者から提供された情報に基づいて、需要者の選択により使用されることが目的の医薬品です。

b 第一類医薬品とは、その副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害が生ずるおそれがある医薬品であって、その使用に関し特に注意が必要なものとして厚生労働大臣が指定するものです。
新一般用医薬品として承認を受けてから、厚生労働省令で定める期間を経過しないものも含まれます。

c 正しいです。
情報提供を行うための設備から、7m以内の範囲に陳列します。

d 第一類及び第二類以外の、一般用医薬品ですが、副作用は全ての医薬品でおこりえます。
日常生活に支障を来す程ではなくても、身体の変調や不調などに注意が必要です。

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03

正解:4 正 誤 正 誤

要指導医薬品及び一般用医薬品に関する正誤問題

a 正:問題文の通りです。要指導医薬品は、薬剤師だけが販売することができます。

b 誤:「副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害が生ずるおそれ」は、第二類医薬品でも生じています。

c 正:問題文の通りです。

d 誤:第三類医薬品は、保健衛生上のリスクが比較的少ない一般用医薬品です。副作用等により身体の変調や不調が起こるおそれがないとは言い切れません。

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