登録販売者の過去問
令和2年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問94

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問題

登録販売者試験 令和2年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問94 (訂正依頼・報告はこちら)

滋養強壮保健薬の配合成分とその配合目的の組合せのうち、正しいものの組合せはどれか。

a  ピリドキサールリン酸エステル ―― 赤血球の形成を助ける
b  フルスルチアミン塩酸塩 ――――― 脚気の症状の緩和
c  グルクロノラクトン ――――――― 乳酸の分解を促す
d  トコフェロール酢酸エステル ――― 手足の痺(しび)れ・冷えの症状の緩和
  • (a、b)
  • (a、c)
  • (b、c)
  • (b、d)
  • (c、d)

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 4 です。

a:誤

ピリドキサール類はビタミンB6成分です。

タンパク質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の健康維持、神経機能の維持に重要な役割を果たします。

赤血球の形成を助けるのはコバラミン類(ビタミンB12)です。

b:正

チアミン類は、ビタミンB1成分です。

炭水化物からのエネルギー産生に不可欠で、神経の正常な働きの維持、腸管運動の促進、脚気の症状の緩和に用いられます。

c:誤

グルクロノラクトンは、肝臓の働きを助け、肝血流を促進します。

乳酸の分解を促すのは、アスパラギン酸ナトリウムです。

d:正

トコフェロール類は、ビタミンE成分です。

体内の脂質を酸化から守り、血流を改善させます。

末梢血管障害による手足の痺(しび)れ・冷えの症状の緩和などに効果的です。

参考になった数16

02

a 誤

ピリドキサールリン酸エステルは、タンパク質の代謝に関与するビタミンB6です。

皮膚や粘膜、神経症状を正常に維持し、口内炎や湿疹、皮膚炎に作用します。

問題の説明文は、ビタミンB12です。

b 正

フルスルチアミン塩酸塩は、炭水化物の代謝に関与するビタミンB1です。

神経の正常な働きを維持して、腸管運動を促進します。

c 誤

グルクロノラクトンは、肝臓の働きを助けて、肝血流の改善を促します。

全身倦怠感や疲労時の栄養補給として用いられます。

d 正

トコフェロール酢酸エステルは、抗酸化作用のあるビタミンEです。

体内の脂質を酸化から守り、血流を改善して、ホルモンの分泌を調整する作用があります。

参考になった数4

03

正解→4

a)誤

ピリドキサールリン酸エステルの作用は、皮膚粘膜の修復に必要なビタミンを補給することです。


b)正


c)誤

グルクロノラクトンは、肝臓の血流を促進し、全身の倦怠感の緩和を促す作用があります。


d)正

参考になった数1