登録販売者の過去問
令和3年度(東京都)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問12
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問題
登録販売者試験 令和3年度(東京都) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
妊婦又は妊娠していると思われる女性への医薬品の使用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 妊婦が妊娠に伴う不眠症状がある場合、ジフェンヒドラミン塩酸塩を主薬とする催眠鎮静薬(睡眠改善薬)を使用することが推奨される。
b 妊娠の有無やその可能性については、購入者側にとって他人に知られたくない場合もあることから、一般用医薬品の販売等において専門家が情報提供や相談対応を行う際には、十分配慮することが必要である。
c 一般用医薬品において、多くの場合、妊婦が使用した場合における安全性に関する評価が困難であるため、妊婦の使用については「相談すること」としているものが多い。
a 妊婦が妊娠に伴う不眠症状がある場合、ジフェンヒドラミン塩酸塩を主薬とする催眠鎮静薬(睡眠改善薬)を使用することが推奨される。
b 妊娠の有無やその可能性については、購入者側にとって他人に知られたくない場合もあることから、一般用医薬品の販売等において専門家が情報提供や相談対応を行う際には、十分配慮することが必要である。
c 一般用医薬品において、多くの場合、妊婦が使用した場合における安全性に関する評価が困難であるため、妊婦の使用については「相談すること」としているものが多い。
- a:正 b:誤 c:誤
- a:誤 b:正 c:誤
- a:誤 b:誤 c:正
- a:誤 b:正 c:正
- a:正 b:正 c:誤
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は 4 です。
a:誤
妊娠に伴う不眠は、睡眠改善薬の適用症状ではないため、ジフェンヒドラミン塩酸塩を主薬とする催眠鎮静薬(睡眠改善薬)は、使用(服用)しないこととされています。
b:正
また、母体が医薬品を使用した場合に、血液-胎盤関門が医薬品の成分が胎児に移行するのをどの程度防げるかは未解明のことも多いので、一般用医薬品を使用する際はその使用の是非を含めて十分な配慮が必要です。
c:正
「妊婦又は妊娠していると思われる人は相談すること」とされている医薬品の成分には、アスピリン、アセトアミノフェン、ブロモバレリル尿素などがあります。
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02
正解は「4」です。
a:誤
「推奨される」が誤りです。
妊娠に伴う不眠は睡眠改善薬の適用症状ではないので、使用そのものを避ける必要があります。
b:正
プライバシーに配慮しつつも、想定される使用者が正しく医薬品を使用できるように、積極的な情報収集とそれに基づく情報提供をすることが重要です。
c:正
母体が医薬品を使用したとき、血液-胎盤関門によって、どの程度医薬品の成分が胎児へ移行するのか未解明なものも多いため、胎児への影響も考えて「相談すること」としているものが多いです。
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03
正解:4(誤・正・正)
妊婦又は妊娠していると思われる女性への医薬品の使用に関する正誤問題
a 誤:妊婦又は妊娠していると思われる女性は、ジフェンヒドラミン塩酸塩などの催眠鎮静薬(睡眠改善薬)を使用してはいけません。妊娠中に起こる睡眠障害は、睡眠改善薬では対処できません。
b 正:問題文の通りです。
c 正:問題文の通りです。
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