薬剤師の過去問
第99回
薬学実践問題(物理・化学・生物/実務、衛生/実務) 問236

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

薬剤師国家試験 第99回 薬学実践問題(物理・化学・生物/実務、衛生/実務) 問236 (訂正依頼・報告はこちら)

10月のある夕方、薬局を男性が訪れた。その日、友人から初物のカキ(牡蛎)をもらったため、昼に友人や家族と自宅の居間で、生ガキと炭火で焼きながら焼ガキを食したとのこと。
全員が頭痛、嘔吐及びめまいを起こしたが、別室に移って休んだところ、少し落ち着いたとのことであった。
これらの症状を引き起こした原因として最も可能性が高いのはどれか。1つ選べ。
  • 腸炎ビブリオ
  • ノロウイルス
  • 腸管出血性大腸菌
  • 二酸化窒素
  • 一酸化炭素

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

1,カキによるノロウイルス感染
2,炭火による一酸化炭素中毒
以上が考えられます。

症状がすぐに回復していて、下痢がなく頭痛があることから考えると、一酸化炭素中毒の可能性が高いと思われます。

参考になった数1

02

正解:5

別室に移って休んだところ症状が改善していることから、一酸化炭素中毒だと考えられます。
ノロウイルスの場合は潜伏期間が1日~2日程あるので、すぐに症状は出ません。

参考になった数0