薬剤師の過去問
第99回
薬学実践問題(物理・化学・生物/実務、衛生/実務) 問240
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問題
薬剤師国家試験 第99回 薬学実践問題(物理・化学・生物/実務、衛生/実務) 問240 (訂正依頼・報告はこちら)
大気中には、花粉や土壌、ディーゼル排気粒子など、様々な種類の粒子状物質が存在し、これらを吸入すると有害作用が現れることがある。
大気中に浮遊する粒子状物質に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
大気中に浮遊する粒子状物質に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 環境基準が定められている「浮遊粒子状物質」は、粒径が10μm以下の粒子のことである。
- 2000年以降、浮遊粒子状物質の環境基準達成率は、10%程度で推移している。
- 環境基準が定められている「微小粒子状物質」は、粒径が0.1μm以下の粒子のことである。
- ハイボリュームエアサンプラーは、浮遊粒子状物質の試料採取に使われる装置の1つである。
- 非分散型赤外分析法は、浮遊粒子状物質の定量に用いられる方法の1つである。
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この過去問の解説 (2件)
01
1 環境基準が定められている「浮遊粒子状物質」は、粒径が10μm以下の粒子のことです。PM10とも呼ばれます。
2 2000年以降、浮遊粒子状物質の環境基準達成率は高い時で90%以上で推移しています。
3 環境基準が定められている「微小粒子状物質」は、粒径が2.5μm以下の粒子のことを指します。PM2.5とも呼ばれます。
4 ハイボリュームエアサンプラーにより、浮遊粒子物質が測定されます。
5 非分散型赤外分析法は、一酸化炭素の定量に用いられます。
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02
選択肢2: ×
環境基準達成率は90%を超えています。
選択肢3: ×
微小粒子状物質はPM2.5と呼ばれ、粒径2.5μm以下の粒子物質です。
選択肢4: ⚪︎
選択肢5: ×
非分散型赤外線分光法はCO、CO2、SO2、NOなどの
濃度を測定する方法です。
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