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薬剤師の過去問 第99回 薬学実践問題(病態・薬物治療/実務、法規・制度・倫理/実務、実務) 問319

問題

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医薬分業の進展とともに、かかりつけ薬局の重要性が高まっている。
かかりつけ薬局を訪れたAさんは1週間前より以下の処方にて薬を服用中である。

「明日早朝より10日間出張のため、薬が3日分不足することになる。電話したが、医師は不在であると看護師に言われた。」と相談があった。
なお、センノシド錠は「処方せん医薬品以外の医薬品」に分類されている。

医薬分業に関わる記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
問題文の画像
   1 .
最近の処方せん受取率は、全国平均で約80%である。
   2 .
薬局薬剤師には、地域医療におけるチーム医療の一員としての役割が期待されている。
   3 .
医薬分業の利点には、医師と薬剤師がそれぞれの専門分野で業務を分担し、国民医療の質的向上を図ることがあげられる。
   4 .
「かかりつけ薬局」の意義として、薬歴管理により重複投薬、相互作用の有無の確認などができ、薬物療法の有効性・安全性が向上することがあげられる。
   5 .
業務の責任を明確にするため、病院薬剤師と薬局薬剤師は連携せずに、独立して業務を行うことが求められる。
( 薬剤師国家試験 第99回 薬学実践問題(病態・薬物治療/実務、法規・制度・倫理/実務、実務) 問319 )
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この過去問の解説 (3件)

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正解:1.5

1 処方箋の受取率は65%前後で推移しており、全国平均で80%は超えていません。

2 地域をあげた医療の連携が必要であり、地域医療におけるチーム医療の一員としての役割が期待されています。

3 医薬分業には医師と薬剤師がそれぞれの専門分野で業務を分担することで専門性を発揮し、国民医療の質的向上を図ることができる利点があります。

4 かかりつけ薬局として機能することにより、薬歴管理や重複投薬、相互作用の有無の確認などが可能です。そのため薬物療法の有効性・安全性が向上することができます。

5 病院薬剤師と薬局薬剤師は情報を共有し、連携することが求められています。

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【答え】1,5

【選択肢に対する説明】
 1:誤.処方せん受け取り率とは病院・診療所の外来患者の中で投薬の対象となる患者のうち保険薬局で調剤を受けた割合のことです。医薬分業率とも呼ばれます。
 2014 年度において、全国平均 68.7% です。約 80 % では、ありません。

 2:正.記載の通りです。

 3:正.記載の通りです。

 4:正.記載の通りです。

 5:誤.患者さんが入退院しても充実した医療を受けることができるように、病院薬剤師と薬局薬剤師の連携が求められています。(薬薬連携といわれます。)

0
1:誤りです。平成25年度の処方せん受取率は67.0%です。

5:誤りです。「薬薬連携」と言って病院薬剤師と薬局薬剤師が連携して業務を行うことで患者の服薬状況などをお互い把握し、安全な治療を行えるようサポートすることができます。

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