薬剤師の過去問
第99回
薬学実践問題(病態・薬物治療/実務、法規・制度・倫理/実務、実務) 問318

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問題

薬剤師国家試験 第99回 薬学実践問題(病態・薬物治療/実務、法規・制度・倫理/実務、実務) 問318 (訂正依頼・報告はこちら)

医薬分業の進展とともに、かかりつけ薬局の重要性が高まっている。
かかりつけ薬局を訪れたAさんは1週間前より以下の処方にて薬を服用中である。

「明日早朝より10日間出張のため、薬が3日分不足することになる。電話したが、医師は不在であると看護師に言われた。」と相談があった。
なお、センノシド錠は「処方せん医薬品以外の医薬品」に分類されている。

薬剤師の最初の対応として適切なのはどれか。1つ選べ。
問題文の画像
  • 3日分お渡しします。出張後処方せんを医師からもらってきてくだきい。
  • 看護師に伝えておきますので、3日分お渡しします。
  • 同じ有効成分を含有する一般用医薬品がありますが、いかがですか。
  • 明日医師に連絡して処方日数を変更してもらいますので、3日分お渡しします。
  • あなたの知人のBさんが同じ薬を服用しています。Bさんに相談されてはいかがでしょう。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解:3

1 薬剤師は処方箋の交付なしに調剤をして交付することはできません。

2 投与日数の変更は医師への疑義照会が必要です。

3 一般用医薬品の提案は薬剤師の判断ですることができます。

4 疑義照会をする前に調剤し交付してはなりません。

5 医薬品の適正利用の観点から適切ではありません。

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02

【答え】3

【選択肢に対する説明】
 1:誤.処方箋なしで勝手に薬を渡してはいけません。

 2:誤.処方箋なしで勝手に薬を渡してはいけません。

 3:正.記載の通りです。

 4:誤.医師に確認する前に処方箋を変更してはいけません。

 5:誤.他人の個人情報を漏洩することは守秘義務に違反するので不適切です。

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03

1,2:処方せん無しで薬剤を交付することはできません。

3:正解です。

4:薬剤師は処方箋の内容を勝手に変更することはできません。

5:他人の個人情報を漏洩することは守秘義務に違反することになるので不適切です。

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